函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

諦めないGoToキャンペーン

2021年02月01日 05時40分04秒 | 政治

美しい国の国会では、先月1月25日から予算委員会が始まっている。

野党からは、政府のコロナ対応をめぐる質問が相次ぎ、ガ~ス~総理はかすれた声で答弁に熱く燃える。

立憲民主党の議員は、入院できずに自宅で亡くなるケースが相次いでいることを質したら・・・。

宿泊療養または自宅療養する方で、全国で一律何人という数字は来てないが・・・。

こういう事案があったという報告は聞いていると捌くガ~ス~総理。

実態調査の指示を求めたら、田村厚生労働大臣が代弁という有様。

保健所の状況に配慮させていただきながら、適切な実態調査に努めて参りたい。

なんとも心の籠らない、無味乾燥の答弁であることか。

また感染が拡大する中で進めて来たGoTo事業の答弁は、こんな調子だ。

第3次補正予算案は、年度内の3月までを見据えた予算。

その中で、コロナの感染拡大防止策に計上されたのは4兆円。

一方でGoTo事業など、コロナ後を見据えた経済対策は11兆円。

野党からは、GoTo予算を医療体制の強化など、感染症対策に組み替えるべきという声・コエ・こえ。

しかしガ~ス~総理は、GoToトラベルは、地域経済の下支えに貢献するものであり・・・。

しかるべき時期に事業を再開するときに備えて計上する!とした。

そうだよなぁ、GoToトラベルの予算組み替えは、二階爺様の逆鱗に触れるものねぇ。

ところでGoToトラベルは、コロナの感染拡大に寄与した可能性が大らしい。

某大学教授は、24県で約4,000人の感染者を分析した結果・・・。

約2割が、県をまたいで旅行したか、旅行者と接触していたそうな。

また、GoTo開始前の1カ月と開始後を比較したところ、感染者の発生率は約3倍に増加したという。

ところが美しい国は、この教授の論文に対してこんなコメントで逃げ回る狡さ。

1つひとつの研究結果に対してコメントは差し控えたい・・・。

おまけに感染症法の改正案は、こんなに乱暴なロジックだ。

入院を拒否した感染者に懲役刑を科す等など、罰則がてんこ盛り。

むしろ処罰されるべきは、満足な入院環境を整えられなかったガ~ス~総理たち。

そんな指摘は、至極まっとうなのだが、やっと愚かさに気づいて罰則を盛り込むのは取り下げた。

それにしてもGoTOキャンペーンを諦めないのは、相当に美味しい金ヅルだからだろうなぁ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上級国民のお食事 | トップ | GoToに燃える馬鹿ども »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事