函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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説得力なし

2022年09月14日 05時48分16秒 | 政治

文雄親分は9月8日、衆参の議院運営委員会の閉会中審査に出席。

9月27日に実施の晋三の国葬を説明した。

国葬は反対世論が多くなり、答えざるをえない状況。

国葬を挙行する理由は、こんな調子。

首相在任期間が、憲政史上最長の8年8か月。

経済や外交で実績を残した!

各国が弔意を表明、選挙運動中の非業の死。

相変わらず、この4点要件を繰り返すのみ。

これらを総合的に判断したと言うが、説得力は全くなし。

これからの国葬儀の判断は、こんな塩梅。

国際情勢や国内情勢で評価が変わる・・・。

メディアは、国葬イベントでこんな指摘をする。

内閣総理大臣の在職期間の長短は、理由にならない。

通算在職期間が1,400日の西園寺公望は国葬だった。

しかし、西園寺と「桂園時代」を作り、通算在職期間が2,886日の桂太郎は国葬ではなかった。

経済や外交で実績を残したのなら、所得倍増計画を提唱した池田勇人。

あるいは、沖縄返還を実現し、ノーベル平和賞を受賞した佐藤栄作。

彼らの方が客観的に評価できる。

なお晋三が提唱したアベノミクス。

これの評価はまだ定まらない。

その金利政策は、現在進行中の円安を阻止できない一因となっている・・・。

北朝鮮による邦人拉致問題。

プーチンとの緊密な関係を誇った北方領土問題。

これらも、未解決のままだ。

いずれの問題も憲政史上最長の首相在任期間中に・・・。

少しでも進展した様子もなく、とりわけ北方領土問題は・・・。

ロシア側に巨額な経済支援を提供した。

それにもかかわらず、2020年7月にプーチン大統領は憲法を改正して領土割譲を禁止した。

結果、北方領土の返還はますます困難になってしまった・・・。

やれやれ、国葬イベントは、須らく説得力がない景色である。


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