函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
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現代の名工

2019年11月13日 05時14分27秒 | オヤジのつぶやき
厚生労働省は、何故かこんな場面で頑張りを見せる。
11月8日、各分野で卓越した技能を持つ「現代の名工」として・・・。
今年は150人を表彰すると発表したが、これは1967年に始まった。

東京・銀座に店を構える「てんぷら近藤」の主人、近藤文夫さん(72歳)は・・・。
天ぷら料理人として初選出となった。
近藤さんの技術で特に評価されているのは、薄い衣で揚げる腕前だそうな。

香りや色を活かした野菜の天ぷらで食通を唸らせ・・・。
「ミシュランガイド東京」では11年連続で二つ星に輝く腕前。

6歳で父を病気で失い、炊事を手伝った。
まきの火と水の加減でご飯をおいしく炊けることに気づき・・・。
母に褒められたことが料理人を志すきっかけとか。
そして高校を卒業後、東京の「山の上ホテル」に就職。

いきなり当時の社長に「お前は和食の顔をしている」と言われ・・・。
ホテル内の天ぷらと和食の店に配属された。
そして休日になれば都内の天ぷら店を食べ歩き、研究に励んだと言う。

当時、東京の天ぷらは江戸前の魚介が中心で野菜は脇役。
季節感を出せる野菜は、フレンチでも中華でも多く使われる。
天ぷらにも加えるべきだとの考えを持ち・・・。
23歳で料理長になると、野菜の天ぷらに本格的に取り組み始めた。

薄力粉の加減や油の温度調節等で試行錯誤。
卵を溶いた水を多めに加え、素材によって衣の薄さを3段階に使い分ける調理法を編み出す。
91年に独立して新鮮さを追い求め、農家から野菜を直接買いつけ。

北海道のカボチャから沖縄の伝統野菜クワンソウまで産地を訪れて素材を確かめ・・・。
ふさわしい衣の厚さや揚げ方を考える。
店内にBGMはなく、鍋の音に集中し揚げ時間を見極める・・・。
まさにプロの信念を見せつけられる熱いニュース。

ついでに言わせて貰えば厚生労働省は、晋三を卓越した嘘つきの名工。
そんなジャンルで顕彰したらどうだい?
今や晋三も座布団3枚ものの八面六臂の大活躍だぜ!

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