函館発「団塊オヤジの独り言」

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まやかしの法改正

2024年06月10日 05時33分25秒 | 政治

劇団「自民党」派閥の裏金事件。

それを受けた政治資金規正法改正案。

自民、公明、日本維新の会の賛成多数の景色。

今国会での成立がほぼ確実となるようだ。

しかし、劇団「自民党」の再々修正案。

改正とは名ばかりで、抜け穴だらけの骨抜き案。

そんな評価だが、改正法の施行時期が更に問題らしい。

令和8(2026)11日、今から1年半も先。

おまけに政治資金パーティ券購入者の公開基準。

これを現行20万円超から5万円超の引き下げに限り・・・。

施行後1年の経過措置を設け、2711日からとした。

何と、2年半もの猶予期間がポッカリと空くそうな。
パーティ収入こそが裏金の原資だった。

しかし、劇団の団員は、公開基準の引き下げ。

これは死活問題らしく、例えばこんな塩梅。

議員会館と地元事務所で計10人の秘書を雇った場合。

国費で賄われるのは公設秘書の3人のみ。

残り7人の私設秘書は自己負担となる。

秘書も給与に直結するため、必死でパー券を売る。

しかし支援企業は、支持政党や議員がオープンになるのを嫌う。

だから公開基準ぎりぎりの範囲での購入が慣例だそうな。

現行の20万円超なら2万円のパー券10枚分。

5万円超になれば3枚の6万円分だと公開基準に触れる。

結果、2枚しか買わなくなる・・・。

だから支持基盤の弱い政治屋ほど、事務所運営が厳しくなる。

10万円超」か「5万円超」か、自公で激論。

挙げ句の果て、大詰めで文雄が「5万円超」指示で決着。

こうなりゃ「20万円超のうちに」と、蓄財に励むんろうなぁ。

規正法を改正すれば裏金事件も一件落着。

自粛解禁で、怒涛のパーティラッシュになるのかねぇ?

とまれ、裏金の温床を温存して稼ぎまくるんだろうなぁ。


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