漫才劇団「自民党」の米不足対策のお仕事に拍手👏。
いわゆる備蓄米放出の「口先介入」作戦。
これは見事に不発、米の値上がりが止まらないようだ。
総務省が2月28日発表した小売物価統計(東京都区部)。
これによると、コシヒカリ(5kg)の価格は4,363円。
前月よりも178円高い・・・。
前年同月の2,441円から1,922円も高騰。
ナント実に1.8倍に跳ね上がっているそうな。
調査は、2月12~14日の小売店価格を基に実施。
農林水産省が備蓄米21万トンの市場放出。
これを表明した2月7日から数日後にあたる。
しかし期待に反し、逆に価格は上昇の一途。
これじゃ、家計の圧迫感は増すばかり。
そんな指摘が噴き出す展開である・・・。
ところで放出される備蓄米は、こんな動きらしい。
3月末からスーパー等に並び始める見込み。
でもねぇ、実際に備蓄米が流通。
そうすれば、コメの価格上昇は落ち着くのだろうか。
そういう指摘もあり、懸念材料はこんな状態とか。
放出するのは2024年産米が中心らしい・・・。
そして政府の備蓄米買い入れの落札結果を見ると、こう。
産地別の数量は、①福島が2万6,313トン。
②新潟が2万4,4999トン、③青森が2万4,416トン。
④山形が2万195トン、⑤秋田が1万4,512トン。
上位5県全体で17万2,016トンと6割強を占める。
米の収穫量ランキング(23年産)は、こんな塩梅。
上から新潟、北海道、秋田、山形、宮城の順。
「ひとめぼれ」で知られる宮城の備蓄米。
「ななつぼし」が人気の北海道。
これらは、それぞれ6位(1万1,276トン )。
9位(4,686トン)にとどまるとか。(続く)