変異株のコロナばい菌が拡がる大阪だが、市職員の不祥事が浮上した。
なんと、市職員による多人数の夜の会食が200件以上、その参加者数は1,000人にも上るとか。
調査対象の期間は、第2次と第3次の緊急事態宣言の間となる3月1日~4月4日。
おりしも大阪市民に対して、時短営業や4人までのマスク会食を呼びかけていた最中の出来事だが・・・。
松井市長の謝罪劇は、こんな塩梅。
人数にすれば1,000人を超えてます。市民の皆さんには、本当に申し訳ないと思う。
厳重に対処します、すべての人を・・・。
そもそも約2万人の市職員(非常勤などを除く)の調査経緯は、こうらしい。
3月26日夜に高齢施設課の職員9人が、焼き肉店で送別会を開き2人のコロナ感染が発覚。
さらに同日、別の部署の職員5人が堺市内の居酒屋で会食し、こちらも感染者が登場した。
振り返れば大阪市では、2度目の救急事態宣言は2月末で解除。
3月1日以降も感染拡大防止のため、飲食店には午後9時までの時短営業。
また市民には、4人以下のマスク会食を求めていた。
そして大阪府では、3月中旬からコロナ感染者が急増し、30日には東京をも上回る434人を記録。
大阪市には、4月5日にまん延防止等重点措置も発令。
その最中に、市職員達は大人数で深夜まで飲み会を開催していた。
こりゃ、呆れを通り越して、嗤うよりないなぁ。
今、美しい国で一番コロナの感染者数が多い都市だというのに、この緊張感のなさはどうしたものか?
松井クンも吉村クンも、市民や府民に自粛要請する前に部下職員の管理徹底が先だなぁ。