函館発「団塊オヤジの独り言」

団塊世代の心意気をブログから情報発信。
遊び心を入れて日々思うこと、感じることを徒然なるままに・・・・。

大阪地検特捜部の活躍

2010年09月12日 04時07分03秒 | 治安
郵便不正をめぐる厚生労働省幹部による偽証明書発行事件。
10日に大阪地裁で無罪判決が出たが、至極真っ当な判決だと思う。
ところで今は、無罪と無実そして冤罪が複雑に絡み合う世の中。

無罪とは、裁判過程における結論として用いられる。
無実は、真実、罪を犯していないことを意味する。
冤罪とは、無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと・・・。

今回は、関係者の調書が証拠採用されない等、異例の公判展開。
逮捕から1年3か月、元局長は長かった捜査、公判を振り返り・・・。
こういう結果が出るのを信じてやってきた、と安堵の表情。

元局長の胸中は、察するに余りある・・・。
真実を明らかにするプロセスが、大変なことを実感したとも述べている。
そして、何が無罪の原因なのか、検証してほしいと検察に注文。

元局長が歩いて来たイバラの道・・・それを振り返って語る言葉は重い。
一方、地検特捜部の大チョンボは、気の毒で目を覆うばかり。
捜査官のヘタクソな作文の弊害が、また一つ積み重ねられた。

そして皮肉にも、取調べの全面可視化の必要性を世間に広めてくれた。
その功労は、極めて大きく称賛に値する・・・。
やはり、録画・録音による取調べの全面可視化は、火急の課題である。

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