能登半島大地震で、原発の新事実が判明。
志賀原発に関して、北陸電力が認めた!
核燃料672本収容の1号機プールで冷却が40分間停止。
2号機で外部電源を受けるのに必要な変圧器から漏れた油。
その量は、当初発表の5倍超で約1万9,800ℓに訂正。
これって、ヤバいねぇ・・・。
ところで過去に、こんな国会での質疑応答があったらしい。
東日本大震災の前から、東電・福島第一原発事故の危険性。
それを指摘していた吉井英勝衆議院議員。
原発が事故をやった時に、外部電源がアウトになる。
そして内部もアウトになると、こうなる。
自然崩壊熱を除去する二次系の冷却ポンプが動かなくなる。
2006年の7月にスウェーデンのフォルクスマルク原発1号機。
ここでは、すべて電源が喪失する深刻な事故が発生した。
海外の例から見ると、やはり最悪の事態を想定しないといけない。
最悪の場合、炉心溶融という事故がある。
そう思うのですが、どうですか?・・・。
それに対して、東大経済学部卒の官僚で技術は専門外。
そんなお方が、原子力安全保安院の院長の身分で、こんな答弁。
そういう事態は想定していないが、論理的なことで言えば・・・。
もしも冷却ができなくなれば、その時間にもよるが・・・。
炉心溶融という事態もあるでしょうね、だって。
そして親分の晋三も言葉を繋ぐ。
そうならないように万全の体制を整えているところであります。
ところが、この質疑から4年3ヶ月後に・・・。
東電・フクイチ事故(炉心溶融)が発生。
そして12年10ヶ月後の志賀原発事故。
こりゃ今に、福島第一原発に続く大事故が起きるなぁ。