劇団「自民党」の不祥事が、またまた発覚した。
5派閥のパーティ収入を巡り、巨額の怪しい資金が判明。
結果、東京地検に告発状が提出された・・・。
告発は先月、神戸学院大の上脇博之教授が行った。
内容は、各派閥の当時の会計責任者らの政治資金規正法違反。
2021年分の不記載・虚偽記入容疑だ。
政治資金規正法は、1回のパーティで20万円超のパー券購入者。
それを収支報告書に記載するよう義務づけている。
ところが、18~21年分の報告書を確認すると、こんな塩梅。
総額約4,000万円が記載されていなかった・・・。
過少記載額は、清和政策研究会(安倍派)約1,900万円。
志帥会(二階派)約950万円、平成研究会(茂木派)約600万円。
志公会(麻生派)約400万円、宏池会(岸田派)約200万円。
上脇博之教授は、こう言葉を繋ぐ。
5派閥で毎年、不記載が見つかっており・・・。
手口が党内に蔓延しているという印象です。
担当者のケアレスミスではなく、不記載が組織的に行われている。
そんな疑いがあります・・・。
判明したのは、ほんの氷山の一角です。
私の調査は収支報告がネット公開されている団体。
それに限られているからです・・・。
各派閥は指摘をされれば訂正する。
そういう対応を繰り返しています。
判明していない不記載のお金が裏金になった?
そんな可能性も否定できず、検察はその点も捜査すべきです!
薗浦健太郎元衆院議員は昨年12月、政治資金の過少記載で略式起訴。
裁判所は、公民権停止の命令を出した。
きっかけは、上脇教授の告発だったそうな。
こりゃ、大不祥事に発展する可能性が大。
東京地検特捜部の活躍が、注目される雲行きだなぁ。
文雄を始め5派閥の親分衆は、慌てふためいているに違いない。