美しい国による異次元の汚染水放出問題。
東京電力福島第1原発から生じる汚染水。
それをまやかしの処理水と言葉のアヤをつけて海洋放出する。
そんなことを8月22日の関係閣僚会議で決定した。
文雄はこれに先立ち、8月20日に同原発にお出かけ。
放射性物質を取り除く多核種除去設備(ALPS)等の施設を視察。
①放出へ万全の対策が取られているか。
②現場関係者が、重い責任感を持っているか。
③東電の最高幹部が、廃炉と復興に強い覚悟を持っているか。
その3点を「政府の責任者」として確認するためだとか。
そして翌21日には、全国漁業協同組合連合会会長と面会。
ところで文雄は、8月18日にワシントンで記者団に語っていた。
廃炉と福島の復興を進めて行くため、放出は先送りできない課題だ!
漁業に対する影響を可能な限り抑制する観点等を総合的に踏まえる!
具体的な放出時期に関しても、演出を忘れない。
政府全体で安全性の確保、風評対策の取り組みを確認して判断する。
現時点では、予断を持ってコメントすることは控える!
一方、アメリカ大統領や韓国大統領とも会談して、既に根回し済み。
バイデンくんには、汚染水処理の取組みの支持と理解に謝意を表明。
また、日米韓首脳会談等では、汚染水問題は議題とならなかった。
さすがに大根役者の佇まいで、海外でも演技は満点。
演技もうまく行き、8月24日に放出開始の魂胆らしい。
でも文雄は、問題の本質を理解していない。
だから、言い訳で逃げ回っているだけのこと。
科学的な反論が圧倒的に足りていないなぁ。
風評被害と決めつけるのは早計。
汚染水にどんな放射性物質が、どのくらいの量が含まれているのか。
具体的にはっきり説明すべきだと思う。
そういう定量的なデータを出さない。
だから国民の不安が払拭されないんだよ!
とまれ美しい国が、永遠に汚染水を海洋放出する代償。
異次元の償いとして降り注いで来るのは間違いないぞぉ!