選挙で余ったお金の使途が確認できない。
まもなく参議院選が告示されるが・・・。
各候補の選挙運動費用の収支を示す書類を分析すると・・・。
お金を余らせてその使い道を公開資料で確認できない現職議員。
なんと、衆参両院で267人もいたんだって!
調査や分析の対象とした議員460人の6割近くに当たるとか。
余剰金には、国からの政党助成金や国が負担する選挙ポスター代などが含まれている。
「公的」な性質を帯びるのにこのザマだ。
取材記者グループ「Frontline Press (フロントラインプレス)」と・・・。
日本大学・岩井奉信教授(政治学)の研究室が・・・。
「選挙運動費用の余剰金」を巡る全体像を明らかにした。
この共同取材では、衆議院は2014年12月、参議院は2013年7月と2016年7月の選挙を対象。
各議員が選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」の要旨を集めた。
必要な項目は3つ。
まず、候補者が選挙資金として集めた「収入」。
事務所の設営等に使った「支出」。
そして、看板やポスター代などを税金で賄う「公費負担」。
ポイントは、「余剰金」。
「余剰金」を政治団体に戻したことを確認できず、使途がわからない議員が267人。
それら議員の余剰金を合計すると、約9億5,000万円で、最高額は約2,725万円。
公職選挙法は、余剰金処理の規定は何もなし。
「政治団体への返却」や使いみちの報告義務もなし。
だから、余剰金をどう使っても公職選挙法に触れることはないそうな。
何から何までいい加減さが罷り通る美しい国の物語である・・・。
まもなく参議院選が告示されるが・・・。
各候補の選挙運動費用の収支を示す書類を分析すると・・・。
お金を余らせてその使い道を公開資料で確認できない現職議員。
なんと、衆参両院で267人もいたんだって!
調査や分析の対象とした議員460人の6割近くに当たるとか。
余剰金には、国からの政党助成金や国が負担する選挙ポスター代などが含まれている。
「公的」な性質を帯びるのにこのザマだ。
取材記者グループ「Frontline Press (フロントラインプレス)」と・・・。
日本大学・岩井奉信教授(政治学)の研究室が・・・。
「選挙運動費用の余剰金」を巡る全体像を明らかにした。
この共同取材では、衆議院は2014年12月、参議院は2013年7月と2016年7月の選挙を対象。
各議員が選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」の要旨を集めた。
必要な項目は3つ。
まず、候補者が選挙資金として集めた「収入」。
事務所の設営等に使った「支出」。
そして、看板やポスター代などを税金で賄う「公費負担」。
ポイントは、「余剰金」。
「余剰金」を政治団体に戻したことを確認できず、使途がわからない議員が267人。
それら議員の余剰金を合計すると、約9億5,000万円で、最高額は約2,725万円。
公職選挙法は、余剰金処理の規定は何もなし。
「政治団体への返却」や使いみちの報告義務もなし。
だから、余剰金をどう使っても公職選挙法に触れることはないそうな。
何から何までいい加減さが罷り通る美しい国の物語である・・・。