APECとその後

本日の２題目は、ＡＰＥＣの話題・・・。
夢にまで見ていた？晴れの国際会議というひのき舞台。

そんな豪華な壇上での司会、座長の気分はいかばかり？
ウン十億円を使い、アリの子一匹通さない厳重な警備。
大山は鳴動したが、お陰様でネズミは一匹も出なかった。

相手国の大統領や国家主席とは、目も会わさない・・・。
テレビに映る顔は、うつろな眼差しで空中をさ迷って冴えない表情。
ＡＰＥＣって、何だったのだろうか？・・・。

そんな最中に福岡市長選は、国政の代理戦の様相を呈したが・・・。
新人が現職を破って初当選、現政権支持率も２５％ほどに急落。
それでも、石にかじりついても頑張りたいとおっしゃる。

確かにＡＰＥＣ後の臨時国会では、徹夜で頑張っているようだが・・・。
何を議論しているのか、中味がよく分からない。
そろそろ石を手放すことも考えた方が、いいのかも知れない。

船長も女房も失言・暴言続きの政治ドラマ。
ご苦労さんなことである・・・やれやれ。

市民デモ

「政治とカネ」の疑惑辺りから始まった、国を挙げての不祥事パレード。
検事の証拠改ざんによる事件捏造、警備公安警察の情報？漏洩。
そして海保の漁船衝突ビデオの流出・・・。

国民は、激流に遭遇して抗議デモ・・・。
検察やマスコミの横暴を許さないというデモである。
皮切りは１０月２５日・・・東京の日比谷で市民デモ。

更に続いて１１月５日にも、東京の明治公園で実施。
そんなデモが、１１月２０日には大阪の御堂筋で・・・。
そして１１月２３日には、福岡市内で・・・。

いまや日本の各地で、燎原の火のように燃え広がり始めた。
取調べの可視化やマスコミに真実の報道を求める・・・。
目覚めた国民は、検察とマスコミの横暴を許さないという行動に。

しかしマスコミは、近隣諸国の抗議デモは報道するものの・・・。
日本国民の抗議デモは、ほとんど無視状態。
だからこそこうした行動は、緩やかではあるが今の日本に必要。

安心して暮らせる世の中・・・。
そんな庶民のささやかな願いは叶うのだろうか。

公開対談

三井環さんと原田宏二さんの公開対談が行われる。
三井さんは、「検察の大罪」を告発し続ける元大阪高検公安部長。
原田さんは、道警裏金を告発した元道警釧路方面本部長。

その２人が、明日１７日に札幌市内で語り合う。
主催は、札幌のメディア「北方ジャーナル」である。
「ウラ金のウラ」と題した「公開対談」の収録。

一般者、メディア問わず観覧は自由。
会場の規模の関係上、定員４０人。
人数が超えれば、入場を断ることもあるとか。

当日は、録音と写真撮影は自由・・・こりゃビックな対談だ。
神戸の海保も熱いが、北海道の札幌も熱い。
マスコミが押し寄せて、市民が入場できないかも・・・。

急げ！札幌市中央区南７条西３丁目J-room館へ。
結果は、「市民の目フォーラム北海道」からも情報発信予定。

保安官の逮捕見送り

中国漁船衝突をめぐる映像流出事件。
流出関与を申し出た海上保安官の逮捕は見送り。
警視庁と検察の最終協議の結果らしいが・・・。
　
問題の映像は、９月１７日に同大学のパソコンにインストール。
共有フォルダに取り込まれて、多数の関係者が閲覧できる状態。
おまけに、パスワードなどの閲覧制限もしていない。

消去されるまでの４、５日間は、全国の海保関係者が閲覧可能。
同大学の関係者が、保存した映像を消し忘れたと言う。
これを、国家公務員法（守秘義務）違反容疑と捉える。

任意捜査を継続させると言うが、その底意が、よく理解できない。
自分たち組織の不正剔抉に汗を流したほうがいい。
警視庁外事３課では公安情報流出、検察庁は検事３名の逮捕ドラマ。

そんな不祥事を棚に上げて、ビデオ流出事件の捜査とは・・・やれやれ。
乱暴な表現だが、これじゃ「目糞鼻糞を笑う」のようなもの。

ビデオが、非公開となった背景は何だったのだろうか・・・。
ビデオ流出直後に、実名で某テレビ局に通報しているらしい。
その過程では、「公益通報者保護法」の問題も渦巻く。

特ダネを狙って取材合戦だけは、ますます加熱するに違いない。
捜査機関とマスコミの異常さが目立ったビデオ流出問題。
公開されていないビデオも見てみたいものである・・・。

嘘つきメニュー

民主党の政権公約違反を思い浮かべてみた。
日替わり定食並みに、コロコロ変わる政策も一緒に検証。

まずは、目玉政策であった八ツ場ダム建設中止。
それがどうしたことか、中止を撤回してしまった。
当時の大臣には、説明責任を果たしていただきたいのだが・・・。

地方を活性化するとともに、流通コストの削減を図る・・・。
高速道路無料化を鳴り物入りで登場させたが、只今、試験実施中。
財源不足から一部有料等などの手品、これにも暗雲が漂い始める。

企業や団体からの献金を、断固拒否する強い姿勢だったが・・・。
集金業務は、政治屋のもっとも得意とするところ。
と言うことで、企業献金を再開させてにっこりニコニコ。
それでもなおかつ、公約違反を否定する言い訳もインチキくさい。

「ＴＰＰ」突然の参加主張とその後の撤回、そしてまた協議再開。
ＴＰＰは、トランス・パシフィック・パートナーシップというらしいが・・・。
訳せば、太平洋戦略的経済連携協定とか。
農業等の一次産業に大打撃を与えるＴＰＰ・・・交渉入りは視界不良。

国会議員の定数削減は、先送りすることに決定した。
公務員の人件費削減も思うように進まず、これも公約違反容疑。
約束した政治改革は、次々と破って厚顔無恥。

と言うことで永田劇場は、嘘つきメニューが山盛り状態・・・。

威張る長官

国会内での撮影のあり方に関する官房長官の続報・・・。
先日の委員会で、読んでいたメモが撮影・報道されてご立腹？
盗撮だ！と怒っていたようだが、急遽その発言を撤回。

写真機が極めて進歩したこの時代において・・・。
資料を、私の意思とは関係なしにコピーができる。
だから、撮影のあり方を考え直す必要がある・・・と急にトーンダウン。

この言いぐさは、報道側への牽制球のようにも思えるが・・・。
自分で地球を回している錯覚が、そう言わせるのだろうか。
やはり、官房長官というのは相当にエライようだ。

でもまぁ、持ちこたえてもせいぜい１～２か月の指定席？
そんな噂もチラホラと聞こえてくるが・・・。
官房長官が、感冒長官となって寝込まないように・・・。

せいぜい健康に留意して、威張って下さいな。

開店時間もいろいろ

本日の２題目は、開店時間の話題。

所用で、郵便局、市役所、車の修理工場と駆け回った。
ふと思ったのが、開店時間が微妙にズレていること。
このため、時間の有効活用がままならない事態に・・・。

おかげで時間調整のため、出先で車中待機を余儀なくされる。
例を挙げると、開店時間がこんなにまちまちである。

市役所などの官庁は、８時４５分から営業。
銀行は、キャッシュコーナーだけが８時４５分から利用可。
しかし窓口は、９時００分から営業開始・・・。

ゆうちょ銀行は、キャッシュコーナー、窓口ともに９時。
日用品などの販売店は、９時オープン。
車の修理工場やストアなどは、概ね１０時。

大型電機店は、１０時１５分とこれまた細かい開店時間。
営業方針もあるので足並みを揃えるのは難しいのだろうが・・・。
でも時は金なり、という言葉もある。

庶民は、時間を有効に使いたいのだが・・・。

増えたラーメン

寒くなるにつれて、ラーメンがおいしくなる季節である。
そこで汗してラーメンを作ったが、イザ食べようとした矢先に電話。
ところが、ついつい１７分ほどの長電話となる・・・。

電話を終えて、イザ食べようとしてびっくり。
ラーメンの量が、倍近くに増えており、汁はほとんどなし。
熱々の麺は、ぬるくなり過ぎていた・・・。

思い出したのは、昔の若かりし頃の団塊オヤジ。
駆け出しのお巡りさんで、交番勤務時代のこと。
晩飯にラーメンを注文すると・・・。

必ずと言っていいほど事件事故の届け出に遭遇。
ラーメンが気になるものの、仕事最優先で現場に駆け付け。
テキパキと事件事故の処理・・・。

ところが交番の戻ると、注文していたラーメンは・・・。
延びてしまい、量が倍増・・・こんな珍事もしばしばであった。
ということで、交番でラーメンを注文するのは要注意であった。

そんな若かりし頃の思い出が、鮮明に甦った長電話物語・・・である。

無駄雑感（その２）

無駄の雑感・・・パート２。
ウオーキング中に、ふと目にした無駄の光景。
路上に散乱するの枯れ葉の山々・・・。

道路管理者の判断で掻き集め作業なのであろうか。
環境美化としては、微笑ましくありがたい光景なのだが・・・。
しかし、木々を見上げれば、枯れ葉の予備軍が枝にたわわ。

うがった見方をすれば、お仕事を増やしている風景のよう。
清掃のあとから、次々と落ち続ける枯れ葉・・・。
掻き集めるタイミング遅くするなど、もう少し配慮があってもよさそう。

と心配していたら、１１月１０日は大荒れの天気・・・。
家の玄関先から道路の端々は、枯れ葉が山積み状態。
道路清掃は妙に感心もしたが、これも税金の無駄遣いのようである。
税金浪費の一端を垣間みたような思い・・・。

とは言うものの、団塊オヤジのウオーキングも動機が不純。
食べ過ぎ、飲み過ぎも、言うなれば無駄なカロリーの摂り過ぎ。
カロリー摂取過多で、慌てて減量作戦を展開中・・・。

他人の無駄ばかりを指摘するのでは、様にならない・・・。

守秘義務違反

陸の警察と言えば、警視庁をはじめ各道府県警察。
海の警察は海上保安庁、世界の警察は防衛省というのが一般的認識。
そして、これらを総括する捜査機関の頂点は、検察庁という絵。
ところが司法機関は、すべからく不正や不祥事が蔓延。

そんな組織が、国家公務員法（守秘義務）違反を捜査中・・・。
中国漁船の衝突映像ビデオを流出させたと自認する海上保安官が登場。
警視庁は、信頼喪失という嵐の中で慎重に捜査中だが、大丈夫？

警備公安情報流出で外事三課は超多忙？だから捜査一課の出番？
政治に利用されて、えん罪を作らなければいいのだが・・・。
有識者の間には、最高裁判例を引き合いに出してこんな意見もある。

「秘密」は非公知かつ保護するに値すると認められたものに限るが・・・。
今回のビデオ映像は、すでに国会議員には放映されている。
だから、非公知性の点で秘密と言えるかどうかは、なはだ疑問。

国家公務員法や地方公務員法ではこんな規定だ・・・。
公務員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。
その職を退いた後といえども同様とする・・・。
秘密を漏らした者は、１年以下の懲役又は５０万円以下の罰金。

果たして違反で立件・起訴できるのか、事件の展開に注目したい。
被疑者の任意取調べ・・・慎重にならざるを得ない捜査は大歓迎。
そしてまもなく、アジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）の開催。

船長は、日本丸の操船、大丈夫かなぁ～、悩みのタネは尽きない・・・。

盗撮

逮捕された者が、英雄になる風潮は絶対いけない。
官房長官は、そう言って憚らないが、これっておかしくない？
中国漁船船長を釈放して、英雄にさせたのは、どこの国だった？

そんなお国のおエライさんが、、「盗撮された」とご立腹とは・・・おやおや。
盗撮されたのは、中国漁船衝突事件の映像に関する厳秘資料とか。
資料は、映像を一般公開するメリット、デメリットなどを分析したもの・・・。

「盗撮」とは、そんな風景を記者に撮影されたことを指すらしい。
でもねぇ～、大事な資料をメディアの前で、のほほ～んと広げるセンセイ。
その軽率な行動の方が、より問題ではなかろうか。

カメラマン席から撮影していたもので、写真撮影は禁じられていない。
と言うことで落ち度は、衆人環視の中で厳秘資料を広げたセンセイ。
またまた危機管理のなさを、露呈したに過ぎない・・・。

ついでに、こんなセンセイの頭の中も盗撮してやればよかった？
そして、中国漁船の衝突ビデオを流出させた海上保安官が出てきた。
警察は、逮捕に向けて血眼のようだが・・・。

そんな弥縫策で、今ある危機を乗り越えれるのだろうか？・・・。

幼児虐待といじめ

本日の２題目は、虐待といじめの話題。

幼児虐待が、大きな社会問題になっているが・・・。
行政手づくりの「幼児虐待対応マニュアル」の演技をテレビで観て呆れた。
出演者一人ひとりが、「父親」「母親」「児相職員」「警察官」等の役柄。

３０ｃｍ四方大の厚紙に役柄を書いて、それを首にぶら下げる・・・。
「子どもさんに逢わせて下さい」「今は、いません」等などの迷演技に熱中。
馬鹿さ加減と言うか、くだらなさのあまり腹立たしく思えた。
とてもこんなことで、幼児虐待が防げるとは思えない・・・。

それを真顔で演じる児童相談所職員には、呆れて声も出ない。
虐待再発の際は、真剣に防止策を講じていたのに・・・。
そんな行政の言い訳、アリバイづくりに見えて仕方がない。

もう一つは、大きな社会問題になっている「いじめ」である。
今度は、群馬県桐生市の小学校で不幸なできごとが起きた・・・。
家族は「いじめが原因」と訴え、学校はその調査結果を両親に伝達。

自殺との因果関係を、曖昧に否定する教育関係者・・・。
自殺を予測することはできず、直接の原因はわからなかった。
いつものことだが、教育関係者の自己保身と責任逃れだけがクローズアップ。

両親は「納得できない。裏切られた気持ちだ」等と話すが、当然である。
政治も教育界もこの程度の危機レベルでは、今後も必ず再発する。
今も日本のどこかで、助けを求める幼児や生徒がいるのだろう・・・。

幼児虐待といじめ・・・もっと有効な手が打てないものか。
考えただけで、心が痛む・・・。

仕分け無視VS予算要求無視

政治の世界は、官僚たちに完全に舐められているようだ・・・。
行政の無駄を洗い出す「事業仕分け」の結果を無視、軽視されている。
これに対して、政府の行政刷新会議（議長・菅首相）がご立腹。

１１府省が、２０１１年度予算概算要求で提出した６０事業。
これらは、省庁側の説明を聞かずに即時改善を求める「勧告」を行う方針だとか。
各省庁の事業や独立行政法人などを対象に、過去２回の事業仕分けを行った。

予算の執行状況を各省ごとに検証する「行政事業レビュー」とかで見直しを指摘。
これらが反映されていない事業がないか、聞き取り調査で検証・・・。
その結果こんなずるいことが、大手を振って罷り通っているらしい。

仕分けで廃止と判定されたのに、別の事業名で復活させて１１年度予算で要求。
予算の縮減と判定されたのに、予算の縮減幅が不十分なまま。
見直しと判定されたのに、見直しのための論議を十分進めていない等など。

「再仕分け」を待たずに改善の勧告が必要と判断された・・・。
再仕分けと異なり、省庁側の説明を求めないらしい。
どうせ予算に潜り込ませて、裏金捻出の腹積もりもある予算要求？

いっそのこと上乗せ要求は、バッサリとゼロ回答ができないものだろうか・・・。
仕分け無視には、予算要求無視が一番？・・・。
それにしても、官僚に舐められた政治は、情けない限りである。

これだもの、ずるい輩たちは、裏金から足を洗うわけがない・・・。

淘汰

本日も、２題目の投稿。

社会の木鐸を標榜するマスコミであるが、面目丸つぶれ・・・。
「ニコニコ動画」や「Youtube」の活躍に、俄然注目が集まる。
民主党の元代表は、「ニコニコ動画」の生放送で思いのほどを語った。

国民の疑問に、シッカリと答えメッセージを発信している。
ヘタな芝居の衆院政治倫理審査会への出席は拒否。
証人喚問も一蹴のようである・・・。

そんな元代表の元へ、幹事長がすり寄る・・・。
国会の様子を伝えるテレビカメラに、その姿が映る・・・。
元代表の陰に隠れて、しゃがみ込むようなさえない姿。

一方、「Youtube」の動画サイトでは・・・。
海上保安庁の船に中国漁船が故意にぶつける驚くべき映像。
本来は、マスコミが取り上げるべき映像との指摘もある・・・。

それが、いつの間にかに「Youtube」に席巻されてしまった。
マスコミの存在意義が、脅かされてきたということだ。
「ニコニコ動画」や「Youtube」の活躍で、マスコミは真っ青？

役に立たないマスコミの淘汰が始まったということか？・・・。

流出ビデオの余波

中国漁船衝突事件の撮影ビデオ映像が流出した問題で・・・。
与党の官房長官が、こんなことをおっしゃる。

公務員の守秘義務違反に関する罰則が軽く、抑止力が十分ではない。
秘密保全に関する法制のあり方を早急に検討したい。
機密漏えいに対する厳罰化を検討する・・・。

本気で、ビデオ映像を流出した犯人を捜すらしい・・・。
しかし、海上保安官を海に落として、モリで突いた者がいるとか。
更にこの事件では、海保職員２名が殉職しているようでもある。

だが、こんな大事なことを記事にしないメディア。
政府が垂れ流す提灯記事に、やっきとなるメディアにも呆れてしまう。
船長を釈放する一方で、ビデオ流出の犯人捜しに血眼となる現実。
国民の知りたいことは、すべからく隠蔽する政治って何だろう・・・。

ビデオ視聴は、センセイ方はわずか６分足らず。
国民は、流出ビデオの恩恵に浴して４４分も視聴できた。
そんな視聴格差でご立腹？悔しさ倍増？
おそらく座長以下は、血圧が急上昇していることだろう。

世の中が、逆さまに見えてきた・・・あ～ぁ。
明日のニッポンは、西から陽があがるのかも知れない・・・。