グッドぐんま 2

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県立多々良沼公園で見たコフキトンボのオビトンボ型

2010年08月10日 23時39分49秒 | 自然観察
今日は館林市、多々良沼東岸にある県立多々良沼公園へ。




タタラカンガレイを育てている池で見慣れないトンボを発見

その場では同定できず、珍種かと思ったのですが、帰ってから調べてみたらコフキトンボのメスでした。
コフキトンボは見慣れたトンボなのですが、一目で分からなかったのは、翅に褐色の帯のような模様があったからです。
コフキトンボのメスには、オスに似ている同色型(白粉型)と、写真の個体のように翅に褐色の斑紋のある「オビトンボ型」(オビ型)と呼ばれる型があることが分かりました。
オビトンボ型の出現率には地域差があり、本州中部~九州では希ですが、北海道ではほとんどオビトンボ型であり、さらに沖縄ではすべてがこの型だということです。

いつも見慣れたコフキトンボ


ショウジョウトンボ


チョウトンボ

5、6匹見ることができました。やはり東毛地域の湖沼では個体数が多いようです。

ショウリョウバッタ




コウホネの花

コウホネは浅い池や沼などに生える多年生の水生植物。
コウホネは「河骨」と書きます。白い地下茎が骨のように見えることが名前の由来。

オニバス

本州、四国、九州のため池などに生育する一年生の水生植物。
全体に鋭いトゲが生えています。

花も葉も熱帯の植物のような感じがしますが、昔から日本に生育している在来植物です。


ガガイモの花

ガガイモは多年生のツル植物。日当たりのよい草原や道端などで見られます。


多々良沼 Wikimedia