グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

坂東簗で鮎三昧 (渋川市北橘町)

2009年07月17日 23時23分57秒 | 美味しいぐんま
先週、職場の暑気払いがありました。
場所は渋川市北橘町の利根川河畔にある坂東簗




職場の仲間たちと語り合いながら、美味しい鮎をお腹いっぱい頂きました。

まずは、南蛮漬と甘露煮


お造り

アユのお造りは普段はなかなか食べられないですが、程よく脂ののった身は、滑らかな舌触りで実に美味でした。

フライ


定番の塩焼き

火力の強い炭で香ばしく焼き上げられた塩焼きは、やはり美味しいですねぇ。
家庭のガスグリルでは、出せない味です。
小振りのアユを使っているので、頭から全部食べられます

アユの姿寿司

大振りのアユを丸ごと使った姿寿司。豪華です。
酢の具合が絶妙でした。

最後は鮎めしで〆

焼き鮎の香り漂う鮎めしは、驚くほど美味!
料理とビールで、結構お腹いっぱいだったのですが、とっても美味しく頂きました。
この鮎めしは、皆さんも絶賛でした。

コース料理はボリューム満点ですが、食べきれなかった分は、生もの以外はパックでお持ち帰りができます。

坂東簗から見える榛名の夕景


川風が心地良い


坂東簗に来たのは今回が初めてでしたが、料理もロケーションも想像以上に良くて、大満足でした (^^)
(トンボもたくさん飛んでました。トンボ好きにもオススメ)


坂東簗 http://www.dan-b.com/bandouyana/
 ■場   所  渋川市北橘町下箱田625
 ■営業期間  7月3日(金)~9月27日(日)

猛暑のトンボウォッチング

2009年07月16日 23時16分29秒 | 自然観察
今日も前橋は猛暑、最高気温35.7℃・・・。
一昨々日36.5℃、一昨日32.4℃、昨日37.6℃。
いくら梅雨が明けたからって、最初からトバしすぎじゃねん?

今日は休日出勤の振替でお休みでした。
午前中はなんだかんだと用足しでつぶれ、午後はこの暑さであまり出かける気になれず・・・。
結局、近場でトンボウォッチング

桃ノ木川では、アオハダトンボの産卵が見られました。

アオハダトンボは、水中の植物の組織内に卵を産み付けます。
体を全部水の中に入れて、潜水産卵もします。

右がメス、左がオス


嶺公園にて
池ではこの猛暑の中でも、シオカラトンボやコシアキトンボが飛び回り、激しい縄張り争いを繰り広げていました。
飛翔の写真を撮ろうとチャレンジましたが、すべてボツ・・・
トンボたちの素速い動きにはついて行けません

モノサシトンボ


クロイトトンボ


産卵中のクロイトトンボ


ショウジョウトンボ




ナツアカネ




セミの声も賑やかです。
今、私の一番欲しいもの
ポケットにはいるくらい小さく折りたためる捕虫網。。。

コアジサシ

2009年07月15日 22時07分53秒 | バードウォッチング
コアジサシは、本州以南に夏鳥として渡ってくるカモメ科の鳥。
砂浜や河川の中州などで繁殖しますが、近年、生息数が減少しており、環境省レッドリストでは「絶滅危惧II類」に、また『種の保存法』に基づく「国際希少野生動植物種」に指定されています。
減少の原因としては、繁殖適地の減少、カラスなどによる卵・ヒナの捕食、オフロード車が繁殖地を走り回ることによって巣を踏みつぶしたり営巣地が放棄される等があげられています。

前橋市あたりにもコアジサシは渡来し、利根川の中州で営巣しています。
利根川に近い私の職場にも先月から毎日のようにコアジサシが姿を見せています。

コアジサシの餌は魚。
上空を飛びながら魚を見つけると、ホバリングしながら狙いを定め、ダイビングして捕らえます。



コアジサシを漢字で書くと「小鰺刺」。もちろん捕らえる魚はアジだけではありませんが、その補食行動から付けられた名前でしょうね。
また、「鮎鷹」という別名もあるそうです。
鮎鷹と言えば、昔こんな話を聞きました。
「コアジサシは利根川を遡上するアユを追って、やって来る。だから、コアジサシが来たら、この辺にもアユが上ってきた証拠だよ」
科学的根拠のある話かどうかは分かりませんが、前橋付近ではコアジサシの渡来時期とアユの遡上時期は重なるし、なるほどなぁと思いました。





                                    

今日も群馬は暑かった・・・
前橋の最高気温は37.6℃、全国第2位。ちなみに全国トップも群馬県の館林で37.7℃。

ショウジョウトンボ


梅雨明け!  真夏が来たよっ!

2009年07月14日 20時32分08秒 | 季節の便り
気象庁は本日11時に「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表。
平年より6日早く、昨年より5日早い梅雨明けです。真夏の到来!

いつの頃からか、気象庁の発表は梅雨明け宣言ではなく、「梅雨明けしたとみられる」とか、「○日ごろ」とか、なんだか弱気な感じになってしまいましたね。まぁ、さくらの開花などと違って、梅雨入り・梅雨明けは、この日が梅雨明けです!と日を特定するのは難しいのでしょうね。
でも、大多数の人にとって、気象庁の「梅雨明けしたとみられる」という発表は事実上の梅雨明け宣言。
うっとうしい梅雨が明け、真夏になると思うと、なんだかウキウキ・ワクワクしますね(^^)

平成21年の梅雨入りと梅雨明け(速報値) 気象庁

さて、トンボ池では、シオカラトンボたちも梅雨明けを喜んでいるようでした。


シオカラトンボは私たちに一番馴染み深いトンボですね。
成熟したオスの腹部は白い粉がふいて、それが塩のように見えるというのが名前の由来。
多分、シオカラトンボを舐めても塩っぱくはないと思います。(試したことはないので、想像ですけど)



メスや未成熟のオスは黄褐色に黒い縞模様。

“むぎわらとんぼ”と呼ばれます。

ショウジョウトンボ

メスはオスと違って“ショウジョウ”ではないです。

ハグロトンボ



ハグロトンボには、仏とんぼ、神様とんぼという別名もあるそうです。やや暗い場所でヒラヒラと飛ぶハグロトンボを見かけると、なるほどなぁと思います。

そして、夏と言えばスイカですね

私、スイカ大好きです。
前世は多分、カブトムシ・・・

ぐんま昆虫の森  ~ むしむし大行進 ~

2009年07月13日 21時41分28秒 | ぐんま昆虫の森
ぐんま昆虫の森の続きです。
昨日紹介しきれなかった、樹液酒場以外の虫たち。
この時期のぐんま昆虫の森は、も~虫だらけでございます。たまりませんねぇ (^^)

雑木林にて

葉っぱに描かれた宝の地図?

いわゆる「字書き虫」の食痕です
字書き虫は、ハモグリバエやハモグリガの幼虫のこと。
葉の中に潜り込んで食べ進むので、その跡が白く字を書いたように見えます。

キマワリ

長~い脚が特徴のゴミムシダマシ科の昆虫。名前のとおり、木の幹をぐるぐると歩き回ります。

ノコギリカミキリ

触角がノコギリのようにギザギザしているのが特徴。

ヤママユの幼虫

別名は天蚕(てんさん)。クヌギやコナラなどの葉を食べます。
美しい体色ですねぇ。

ヤママユの繭

美しい緑色の繭からは天蚕糸という絹糸がとれます。
天蚕糸は独特の風合いを持ち、珍重される超高級絹糸。繊維のダイヤとも称されます。


林縁から原っぱにて

ジャノメチョウ

タテハチョウ科には樹液に来る種類が多いのですが、ジャノメチョウは樹液ではあまり見かけません。草地の花を訪れることが多いようです。

コミスジ

これもタテハチョウ科ですが、樹液酒場にはほとんど顔を見せません。
羽ばたきと滑空を繰り返す飛び方は、なかなか優雅です。

ハグロトンボ

ハグロトンボは水辺をヒラヒラと飛んでいるというイメージですが、若いうちは水辺を離れ、雑木林の中など薄暗い場所でも見かけます。


水辺にて

オオシオカラトンボ


ショウジョウトンボ



ショウジョウトンボの「ショウジョウ(猩々)」とは、伝説上の動物で、生物の名前ではショウジョウバエ、ショウジョウバカマなど、赤色を表します。
池の上で真っ赤なオス同士が激しく争っている様子は見応えがあります。

クロイトトンボ



アジアイトトンボとともに、どこにでも見られる普通のイトトンボ。
黒にブルーの配色がカッコイイね。

モノサシトンボ

大型の糸トンボ。周囲に雑木林などがあり、木陰の多い池沼でよく見られます。
腹部の模様が物差しのように見えるのが名前の由来。

キイトトンボ

実物を見たのは初めてだったので、最初は羽化したばかりのモノサシトンボかと思ったのですが、どうもキイトトンボのようです。
キイトトンボは本州、四国、九州に分布し、主に平地や丘陵地の水草の多い池沼などで見られます。また尾瀬などの高地にも生息しています。
名前の由来は、体の色から「黄イトトンボ」。これが“生糸トンボ”だったら、シルクカントリーぐんまにぴったりだったのにね。

昆虫観察館別館フォローアップ学習コーナーのカウンターに展示されていたタマムシ

真夏のギラギラ太陽の下で見るタマムシは、世界一美しい昆虫だと思います。早くフィールドで会いたいなぁ

ぐんま昆虫の森

ぐんま昆虫の森  ~ 樹液酒場は大繁盛 ~

2009年07月12日 22時42分13秒 | ぐんま昆虫の森
今日は午後からぐんま昆虫の森へ。

この時期、昆虫の森で一番アツイ場所と言えば、もちろん雑木林の樹液酒場。
たくさんのカブトムシが群れています。




普通、カブトムシは夜に活動する昆虫ですが、ここでは一日中ブンブンと飛び回っています。それだけ数が多いってことなんでしょう。



強固な装甲で覆われた巨体に大きなツノ。カブトムシは樹液酒場で最強の昆虫です。


高級酒場はカブトムシが占拠中なので、非力なコクワガタは二流、三流の酒場へ追いやられてしまいます (^^;)


オオスズメバチ

コクワガタくらいなら蹴散らす力のあるオオスズメバチですが、さすがにカブトムシと真正面から戦えば勝ち目はありません。
しかし、スズメバチの作戦は巧妙。
スズメバチはカブトムシやクワガタの背後に回り込み、その脚に噛みついては離れることを繰り返します。カブトムシはそれにイライラして隣のカブトムシとケンカ開始。スズメバチはその混乱に乗じ、酒場の空きスペースに入り込みます。
敵同士を戦わせる、そんな兵法ありましたよね?

カナブン


サビキコリ


キタテハ


ルリタテハ



昆虫酒場を覗くと、昆虫少年だったウン十年前の夏の記憶が鮮やかに蘇ってきます。

仕事や人間関係にお疲れのお父さん方、ぐんま昆虫の森で、瞳を輝かせて虫を追っていたあの頃に、ちょっとだけ戻ってみませんか?


ぐんま昆虫の森

第59回 前橋七夕まつり

2009年07月11日 21時53分21秒 | 民俗・まつり
7月9日(木)から12日(日)まで、前橋中心市街地で開催中の前橋七夕まつり

昭和26年に始まり、今回で59回目を迎えた伝統の七夕まつりは、北関東一の規模。

長女は友達同士で行くというので、次女と一緒に行ってきました。


中心市街地を彩る約650本の七夕飾り




普段の寂しさがウソのような賑やかさ。

初市まつりや前橋まつりの時にも感じるのですが、中心市街地にはこれだけの集客能力があるのだから、普段ももう少し人が呼べるのではないかなぁ?

 

毎回、面白い川柳が楽しみな飾り


前橋七夕まつりで忘れちゃいけないのは、お茶の大七の抹茶ソフトクリーム
TONTONのまち前橋のマスコット「ころとん」の七夕飾りをバックに

さすが、老舗のお茶屋さんの抹茶ソフトは一味違います (^^)

前橋七夕まつりについての詳細はこちら
     ↓
「前橋七夕まつり」開催! 前橋市

前橋七夕まつり/前橋まるごとガイド 前橋観光コンベンション協会

昨日のトンボ  利根川でアオハダトンボ発見!

2009年07月11日 19時01分41秒 | 自然観察
昨日見たトンボたちの紹介

昼休みに職場で見つけたミヤマアカネ 今年初見

赤とんぼの一種で、8月後半には真っ赤になります。
翅に褐色の太い帯があるのが特徴。


赤とんぼの仲間の多くは止水を好みますが、ミヤマアカネはゆるやかな流れのある場所を好みます。圃場整備による乾田化や用水路の三面コンクリート化などで数が減っているといわれています。

夕方、渋川市北橘町の坂東やな付近(利根川)で見つけたトンボたち
アオハダトンボ


翅に白い偽縁紋があるのはメス

この場所で珍しいアオハダトンボに会えるとは思っていなかったので、ビックリしました。

ハグロトンボ


ニホンカワトンボ 橙色翅型 ♂




ニホンカワトンボ 無色(透明)翅型 ♂


カワトンボの分類については、過去に色々と論争があり、暫定的にニシカワトンボ、ヒガシカワトンボ、オオカワトンボの3亜種に分けられていました。しかし、遺伝子の解析によって、ヒガシカワトンボとオオカワトンボが同一種であるとされ、オオカワトンボ(亜種ヒガシカワトンボ&亜種オオカワトンボ)とカワトンボ(亜種ニシカワトンボ)の2種に分かれるという有力な説が提唱されました(2004年)。
そして、2007年に日本蜻蛉学会がカワトンボ属の分類を整理し、オオカワトンボにニホンカワトンボ、カワトンボにアサヒナカワトンボという新しい標準和名を付けました。
これまでの記録をみると。群馬県内でもアサヒナカワトンボは確認されていますが、生息域、生息数とも限られているようです。

ミヤマカワトンボ


ミヤマカワトンボ ♀

日本産均翅亜目の中で最大のトンボ。褐色の翅とメタリックに輝く体が清流に映えます。


                                    

樹液に集まる昆虫ハンドブック (文一総合出版)


従来の図鑑にはない視点で構成された文一総合出版のポケットサイズの図鑑は、生き物好きの心の琴線に触れてきます。また思わず買ってしまいました。
これから真夏にかけての里山歩きに必携ですな。

文一総合出版


                                    

樹液酒場の様子が24時間リアルタイムで楽しめる
この時期の超オススメ!

樹液酒場のライブカメラ ぐんま昆虫の森

レストランとよだ (前橋市昭和町)

2009年07月09日 22時30分53秒 | 美味しいぐんま
先日、(と言ってもなかり前・・・)のランチのご紹介 (^^;)

前橋市昭和町、群馬大学医学部そば、コープ昭和店のすぐ北側にあるレストランとよだ

地元で人気の洋食屋さん。ランチ時はいつも混んでます。

日替わりランチ(710円 ドリンク付き)を注文
この日のメニューは、チキンのソーズカツ & とうふステーキ マーボーソース


味にもボリュームにも満足。
また行きたくなるお店です (^^)

ところで、同僚のIさん(独身男性、敷島町在住)の夕食は、ほとんどラーメンハウス蘭蘭とレストランとよだで済ませているそうです。この2軒だけで飽きないって言ってました。

レストランとよだ
 ■場所 前橋市昭和町3-31-7
 ■営業 11:00~14:30 17:30~21:00
      日曜・祝日定休

ラーメンハウス蘭蘭のエビご飯

2009年07月08日 23時11分11秒 | 美味しいぐんま
先日、県外からのお客さん3人と、ラーメンハウス蘭蘭でランチ。

今回注文したのは、エビご飯


エビラーメンエビやきそばに続く、蘭蘭エビシリーズ第3弾です。
プリップリのエビと野菜がたぷりとオンtheライス!


うん、美味い!


そして
壁に気になる張り紙発見

ん? 大盛り、特盛りが同じ値段?!
次回は冷やし中華の特盛りですなぁ

冷やし豆腐というのも気になるのだ・・・


ラーメンハウス蘭蘭
 ■場所 前橋市上小出町3丁目47-7
 ■営業 11:30~15:00  17:00~21:00 (日曜日は昼の営業なし)
      水曜日・第3日曜日定休