グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

アオダイショウのおチビちゃん

2009年07月07日 23時02分15秒 | 動物・ペット
今朝、職場の玄関先で、私と同じ係のハンサムT君と元気なS君が、何やら不審な行動中。
「また、S君が何やらイタズラをしているのか?」と思いながら、近づいてみると、小さなアオダイショウを玄関の外に出している最中でした。
聞けば、玄関の鍵を開けようとしたら、アオダイショウが侵入しているのを発見したとか。

いったん外に出されたアオダイショウのチビちゃんは、再びドアの隙間から玄関内へスルスルと・・・
この場所が気に入ってしまったのか?

そのまま放置しておいても、まぁ別に害はないと思ったのですが、後で騒ぎになるのは必至。
オチビちゃんには、駐車場の向こうの竹藪に移動してもらうことにしました。

アオダイショウのおチビちゃん

私の白魚のような指よりも細い体

真ん丸のお目々が可愛いですね


元気で大きくなってね~ (^^)/

                                        


トンボ池では、コシアキトンボが時折激しい空中戦をしながら飛び回っていました。

黒と白のツートンカラーのトンボ。
腹の上部の白い部分が空いているように見えることから「腰空きとんぼ」。
いつも水の上を飛び回っていて、なかなか止まってくれません。
トンボは“飛翔マシーン”だなぁと感じさせるトンボです。決して珍しいトンボではないのですが、間近に止まってくれることが少ないので、認知度はあまり高くないかも知れませんね。

ヤブカンゾウ

この時期、野原などでよく見かける花ですね。三倍体のため結実しません。

アオハダトンボの翅の色

2009年07月06日 20時25分58秒 | 自然観察
昨日の午後、アオハダトンボの観察に桃ノ木川へ。


オス




アオハダトンボ♂の美しい翅の色は「構造色」という仕組みで発色しています。
構造色とは塗料のような発色の仕方ではなく、微細な構造で光が干渉することにより色づいて見える現象です。CDやシャボン玉が、それ自体には色がついていないのに、虹色に見えるのが構造色の身近な例です。
鳥や昆虫など生物の美しい色は構造色によるものが色々と知られています。
タマムシ、コガネムシ、オオゴマダラの蛹などの金属光沢やクジャクやカワセミの羽の色、また世界一美しいと言われるモルフォチョウの翅の色なども構造色によるものです。

オス




メス




アオハダトンボの場合、メスやオスの未成熟個体の翅には青い輝きはありません。
アオハダトンボの成熟したオスは繁殖のためになわばりを作ります。なわばりの主は、なわばり内に入ってきたメスに対しては求愛を、オスに対しては攻撃を仕掛けます。このときに相手を見分けるシグナルになっているのが、翅の色です。
オスは自分と同じ青色の翅の個体に対しては攻撃行動を示し、茶色みがかった翅のメスの対してはディスプレイをします。
アオハダトンボの美しく輝く青い羽根は、成熟したオスの印、大人の男の色気ってところでしょうか。
私も大人の男ですが、発散させているのはオヤジ臭だけでございます。トホホホ・・・

ハグロトンボ


ヤブガラシの花が咲き、虫が集まっていました。
ヤブガラシは荒れ地などにみられ、“貧乏カズラ”などと呼ばれることもあるようですが、私はこの花が好きです。ヤブガラシが咲き出すと夏が来たなぁと感じます。

セグロアシナガバチ

ミツバチもヤブガラシで吸蜜していました。小さな小さな花ですが、意外に蜜が美味しいのかも知れません。

コガネグモ

普通種だと思っていたのですが、調べてみたら群馬県動物レッドリストでは絶滅危惧I類に指定されていました。

アマガエル ゲロゲロ

梅雨の嶺公園で虫探し

2009年07月05日 21時47分35秒 | 自然観察
昨日、荻窪公園でアジサイを見た後に向かった先は、嶺公園。
蒸し暑い中、汗をかきながら園内を散策

ママコナ


ゴマノハグサ科の一年草。漢字で書くと「飯子菜」で、下唇の白斑が飯粒に見えるのが由来です。


葉は緑色ですが半寄生の植物で、イネ科やカヤツリグサ科の植物の根に寄生するそうです。

チダケサシに来ていたキマダラセセリ



幼虫の食草はススキ、アズマネザサなどのイネ科植物。

オオチャバネセセリ




ハナアブ


ヒメジョオンに来ていたベニシジミ




カノコガ

昼間活動する蛾。白い水玉模様の翅が可愛いですね。
幼虫の食草はタンポポやシロツメグサ

マメコガネ

金属光沢が美しい小さなこがね虫。
マメコガネの名前は、国内よりも海外で有名です。
20世紀のはじめ、マメコガネはアメリカに渡って広がり、農作物に大被害を与えました。あちらでは、Japanese beetle と呼ばれる大害虫です。
成虫はマメ科植物やブドウなどの葉や花を食うので、日本でも害虫扱いされていますが、それほどの被害はありません。日本にはマメコガネに寄生する細菌や線虫が存在し、それらが大発生を抑えているとも言われています。まさに生物の相互作用の妙と言えましょう。

モノサシトンボ

周囲に雑木林のある池で見られるイトトンボ
名前の由来は・・・ 一目で分かりますよね(^^)

ニホンカワトンボ


アップで


こちらはニホンカワトンボの♂

この日は、透明型しか見られませんでした。

産卵中のオオシオカラトンボ


産卵中のメスのすぐそばには、それを見張っているオス


小さな流れの脇に生えている木にオニヤンマの抜け殻がありました。


オニヤンマの羽化を見ようと、今朝、少し早起きして再び嶺公園へ出かけました。
しかし、羽化最中の個体は見つからず。見られたのは、木の上に止まっていた羽化後間もない個体のみ。

羽化の様子を見てみたいと思っているのですが、なかなか見られません。何時頃見に行けばよいのだろうか・・・?

荻窪公園 満開のアジサイ (前橋市荻窪町)

2009年07月04日 22時15分39秒 | ぐんま花だより
前橋市荻窪町、荻窪公園のアジサイが満開です。




荻窪公園ってどこ? と思われる人も多いかも知れませんね(^^;
日帰り温泉「あいのやまの湯」があるところです。

県道渋川大胡線から、あいのやまの湯の入り口の信号を入り、温泉施設の前を通り過ぎ、奥に進んでいくと荻窪公園アジサイの丘があります。



アジサイは10種類、8,000株。





少々傷んでいる花も見えますが、全体的にはまだまだ見頃です。
あと1週間は楽しめると思います。



荻窪公園の南側は現在整備中。完成したらなかなかよい場所になりそうです。我が家からも近いので楽しみ (^^)


あいのやまの湯 前橋市

まるおかの牛飯 & 増田牛コロッケ (高崎市箕郷町)

2009年07月03日 21時05分27秒 | 美味しいぐんま
高崎市箕郷町西明屋にあるまるおか

「医食同源」がモットーのこのお店の店内には、地元の新鮮野菜や全国の安全で美味しいこだわり商品が並んでいます。

最近は、大手安売りスーパーに圧されて、撤退する中小のスーパーをよく目にしますが、安全と美味しさにこだわるまるおかには“本物”を求める遠方からのお客さんも少なくありません。
「まるおかに並ぶ商品は信頼できる」。私もそう思っている一人です。

まるおかはお総菜もハイレベル。スーパーのお総菜というと家庭の味よりもやや劣るというイメージがありますが、まるおかはお総菜にもこだわりを感じます。

先日購入したのは三束雨さんも紹介されていた牛飯


地元産の黒毛和牛、増田和牛の牛飯です。

モー、文句の付けようのない美味しさです(^^)

値段は他のスーパーの弁当やコンビニは弁当に比べるとやや高く感じるかも知れませんが、この味と品質で698円は安いと思います。

食べなきゃ損! って感じです。

そして、こちらは増田牛コロッケ 150円


綿実油とごま油でカラッと揚がっています。

美味いっ!

グルメマーケットまるおか

食意識に“目覚めている人”のためのこだわりマーケット まるおか/ぐんまの名物商人

アオハダトンボとハグロトンボの見分け方

2009年07月02日 23時34分34秒 | 自然観察
アオハダトンボが発生する職場の水路ではハグロトンボも見られます。
アオハダトンボとハグロトンボは、姿がよく似ていて見間違えやすいです。

アオハダトンボとハグロトンボを見分けるポイントは次の3つ。
 ①体の大きさがハグロトンボの方がひとまわり大きい
 ②翅の形がハグロトンボの方がほっそりしている
 ③アオハダトンボの♀の翅には白い偽縁紋がある

アオハダトンボ ♀


ハグロトンボ ♀


アオハダトンボのメスの翅には白い偽縁紋があるので分かりやすいのですが、オスはよく観察しないと分かりにくいです。

翅の形を見て下さい。
ハグロトンボの方が、翅の後縁のふくらみが少なく翅幅が狭いです。

アオハダトンボ ♂


ハグロトンボ ♂


ところで、ハグロトンボという名前は単純に翅が黒いからだと思っていたのですが、翅の色が昔の「お歯黒」に似ているので、「おはぐろトンボ」と呼ばれたことが由来のようです。

角田製菓の酒まんじゅう (高崎市)

2009年07月01日 20時25分29秒 | 美味しい和菓子・まんじゅう
高崎市大沢町、県道13号前橋長瀞線沿いにある角田製菓本店


モダンな外観のお店ですが、酒まんじゅう専門店です。
酒まんじゅは、田舎っぽいイメージのお菓子なので、酒まんじゅう店は和風かつ田舎風の店構えが一般的ですよね。
看板に書かれた「酒まんじゅう」の文字と、駐車場に立つ「酒まんじゅう」ののぼり旗がなければ、知らない人は酒まんじゅのお店とは思わないでしょう。

おまんじゅうのお店では、蒸気がたちこめる蒸し器がお客さんに見える場所にあるものですが、角田製菓の店内には、商品が見あたりません。
注文するとホカホカの酒まんじゅうが奥から登場します。

酒まんじゅう店の常識破りとも思えるお店ですが、主役の酒まんじゅうは、基本に忠実。



本糀自然発酵、無添加。香り高い酒まんじゅはトレビア~ンでございます。

角田製菓HP