生命ラインが1つ切れた

2012-12-11 11:27:21 | 日記風
 うわぁ~、まただ。

 地震がこの間大きなものがあった。


 すると何故か東京でもガスが止まるという現象が起きる。

 事前に安全装置がかかって、個人の家のガスメーターをいじればいい例もある。


 でも私、機械に弱いから、こうなられると、単なるパニック。


 管理人さんがいる時間だったから、頼もうと思って泣きつきに行った。


 そしたら下で大掛かりな工事をしている。
「これはなんの工事ですか?」
 工事の人に聞いたら、ガス管が切れたので直しているという。

 大体地震が起きてすぐ起きるんじゃなくて数日後にやってくるんだけど、今回はガス管が切れたか。

 建物全体の問題だ。

 電気が使えるからいいようなものの。昼間だからいいようなものの。

 生命ラインを1つ切られた。

 冬ということもあって不安だけど、まだ昼間だからね。その分は安心だ。

 それにここにいる人みんなそうだもん。


 古い建物はね~。こういうことが起きやすいんだ。


 これを考えると被災地の方がどれほど不安か嫌でも判る。

 これがずっと続くんだもんね。
 電気もダメなんだもんね。

 災害は無いに越したことはない。

 お願い、無事日々が過ぎて。


 うちの工事は(午前10時に気付いたが)夕方くらいまで続くらしいです。それでも終わるか…終わってみないことには判りません。


 エアコンもダメかもしれない…、電気さん、頑張ってーーー。

北区つかこうへい劇団 ~熱すぎるぜ、ダンス

2012-12-11 01:51:54 | 日記風
 昨日ちょっと書いたらご興味のあった方が多かったので、少しだけ書いてみようと思う。

 劇団の売りはダンス、と言っても過言じゃない。タキシード姿がで踊るのを楽しみにされていた方も多かったと思う。

 ただこれも評論家ではいろんな取り方があった、という話だ。

 ダンサーじゃないんだから、いわゆる芝居でやるゆるいダンスでいいんじゃないか。
 あのダンスだからいいんだ。

 K講師の立場としてはとても難しかったそうだ。



 劇団員はみんなある一定の水準まで踊れなくてはいけない。

 だから、研修生を含めてある水準まで持って行くように、上のボスから指令が出ている。


 だからきついことっていうのもあるのね。

 できなければバンバン置いていかれる。

 でも全てはお客様のため。だからみんな一生懸命レッスンをしてる。


 伝説化してる話はいくつもある。

 しかしダンスに関してこれほど強烈でK講師の人柄を示す伝説はない。


 ある劇団員が上手く役が取れなくなっていた。
 だから特技を身につけさせたい、本人も講師もそう思っていた。

 劇団員ダンスレッスンの時、その人にダブルターンを覚えさせようとしたが、上手く行かない。


 ちなみに私はこのダブルターンで肉離れを起こしました。講師からなんでやったの?とずい分心配されましたが、なんでって…ダブルターンでっていう、情けない状況だった。


 私の話はどうでもいいですね。


 講師はどうしてもこの人にダブルターンを覚えさせようとして、何度も何度も繰り返しさせた。

 劇団員ダンスの場でだよ。

 他にたくさん劇団員がいる中でだよ。

 その人、1人のために時間を裂いて何度も何度も練習をさせた。

 その時間は30分に及んだと聞いている。



 これは見てる劇団員もつらい。

 それを30分し続けてる劇団員もつらい。

 その辛い状況の中でレッスンは延々続いた。

 でも焦れば焦るほど、他の劇団員に迷惑がかかっている。他の劇団員のレッスンを邪魔してると思うほど、できないものだ。


 最後は泣きが入った。

 レッスンしている劇団員からじゃない。

 K講師だ。

 「なんでできなんだよ」

 と、講師が泣いた。悔しかったんだと思う。他の劇団員やボスに認めさせてやりたい。そのためにはこいつは凄いぞという所を作ってやりたい、そう思ったのに、できない。

 自分のせいだろうか、そう責めたのかもしれない。



 K講師、熱すぎるぜ。

 でもそういう人なの。

 そういう人だから、信頼を寄せることができた。

 この人だったから、なし得た劇団だった。


 どれだけ熱いか、今もまだ見ることはできます。

 熱さはあの頃とは変わっていないことでしょう。