老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

息抜きに、、、

2021-08-12 10:11:31 | シニア


息抜きに、、、ドライブに

車で30~40分海辺の里?鄙?へ行く。

こんな場所に小さな漁船が、小さな湾がある。
一方は山?それとも岬。
隠れ家めいた港があった。

            

向こうに見えるのは小豆島。
少し位置を変えて見る島は見慣れている島とは趣が変わっている。

海岸に蛸壷があった。

      

芭蕉の句を思い出す。

            🌜     蛸壷やはかなき夢を夏の月    芭蕉


漁師さんがいた。
蛸壷を100個、海にしかけると、せいぜい壷に3~4匹かかればよいとの事。全く果敢ない漁だ。

    

       
   🍃     銀杏の青い実が落つ野分跡


道端の銀杏の実が落ちていた。
一昨日の野分の後と思える。
実と青い葉が一緒に落ちている。
秋になれば茶に色づいた実が落ちる。

    

青柿が鈴なりに。
こんなに付くと小さな実だろうと思ったりしながら散策をする。

    🐚     青柿やおしくらまんじゅう夜も昼も


    

小さな沼がある。
そこに白い蓮の花。
蓮は泥の中に咲く清らかな花とたたえられている。
黒い泥が葉の重なりの下に見える。
こんなに清らかな白い蓮の花、、、と感心をした。

    
蓮は実に、、、

       
     

この蓮の実を見ていて、もぐらたたき を連想した。
今にも飛び出そうとしている実。音がたつのかしら。


北海道や東北ではコロナ禍のその上に水の災害がかさなる。
やりきれない今年の災難。


       🌑     何の予言ぞ赫赫と夏の月

       🌑     齧られる脛もなくなりあつぱつぱ


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夏休みの図書館

2021-08-05 20:15:46 | シニア
 

夏休みの図書館。
ホールでは、うちわ作りのイベントをやっていた。
父兄に連れられた子供達が 団扇を作っていた。

最近の子供は至れり尽くせりで幸福だな~。

       

玄関の横には、これは「箒草」かな。
秋になると赤く染まる、コキアだろう。

本が読みたくて、他のクラス学級図書を読み尽くし、最後は校長室に行き、校長室の本棚に並んでいる教科書を読んだ子供の頃を懐かしく思い出した。

叱らなかった校長先生に感謝!

最近、直木賞を取った「澤田瞳子」の本が本棚に一冊も無くなっていた。

お母さんの澤田ふじ子は一通り読み、娘の澤田瞳子を何冊か読んだところで、直木賞だったから、本棚から消えてしまっていたが、今日は何冊かあった。

お母さんと、筆の調子が良く似ている、、、などと思いながら読んでいたが、まあ直木賞を取った途端に、本棚から消えたのだ。
骨格もしっかりしていて、お母さんより硬い気もするが、どちらも読みやすく、最近ではよく愛読をしている。

今日は数冊あった。

コロナ籠もりには読書がもってこい。


図書室の中には子供は少ない。
絵本を選ぶお母さんたちの姿が多い。
どうなちゃってんの?


     🚗     うちわ絵の東山から風がくる

師から「古い句」だと指摘をされた。
団扇を作っている子供達を見て、ついこの間の事を思った。

     🚢     夏休み工作の師は我が爺ぞ



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野の花  紫  夏

2021-07-21 13:48:15 | シニア

    

色々とタイトルを入れてパソコンで調べたけれど、花の名前にたどりつかなかった。


      

薄い紫色の小さな花がついている。
草葎の中で負けじと咲いている。
葉っぱは先が長く、よく似た花はあるものの、これと全く同じの花は見つけることができなかった。

解らなかったからって、どうか?
そんなに一生懸命でも無い。

昨日、二回目のコロナの予防接種をした。

おかげさまで、注射を打った左の腕が熱を帯びている。
右肩と首筋が重い。。。

静かに、、、過ごす?まったく毎日静かな生活だ。

パソコンで気になっていた、草花の名前を調べるのも他にやることが無いから。

可愛い花だけど名無しがちょっと哀れ。
道端で良く見かけるから、知っている方が良い。
話かけれるもんな~。

「名無しのお花さんご機嫌いかが?」
なんて。花の傍に佇んでも、お喋りする方が楽しい。
そんな発想から、花を調べたが、残念、解らずじまい。



     🎆     遠花火見る志望校決めた子と

     👒     草いきれ見落としそうな犬の墓



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夏の海

2021-07-19 23:47:09 | シニア

35度もある気温の日に外出?
熱中症になるよ、、、。

海辺の街をドライブ。

瀬戸内海を行き交う船の見える場所へ。

東京行きのジャンボフエリーに大きな貨物船、そして小豆島行きの連絡船。

向こうの家の二階の窓からは毎日、船を見ていた。
小豆島行きのフェリーが主で時々大きな貨物船が通っているのが見えた。
双眼鏡を窓辺に置いてあって、それで覗くことが。楽しかった。
このように三隻も同時に航行をしているのは見えなかった。

       

ここは「四国最北端、、、」
ドライブコースを海に向かって降りて行くとある信仰と同時に風景を見渡せる、私の好きな場所である。

          

信仰の観音さまを、お祀りした洞窟へ。
橋を渡り、潮風に日傘を飛ばされそうになりながら行く。

      

信仰心の薄い私でも、身のひきしまるような場所がある。

ここを過ぎると大きな洞窟があり、今日も修験者の方が一心不乱に暗い洞の中で経を唱えていた。

写真を控える。
信仰の邪魔をやりたくない敬虔の気持ちになる。

       

眼前に小さな島。そして小さな灯台。
霞んでいる向こうの島は小豆島。

今日はヨットは見えなかったが、日によると小さなヨットは数えられないほど。
何人も乗れる大きなヨットも(何っていうの、客船のような遊船のよう、大きいヨット)
今の流行言葉の蜜?状態のヨットの多さになる日も。

毎日、毎日、連れ合いが誘ってくれてドライブに。気分転換に。

今も磯の香りと波の音が、、、



     ⛵     この夏の浜辺に育つ恋いくつ

     ⛵     磯の香をまとふ日傘をまわしけり

     🚢     夏の雲久しく出ぬ船の旅

     
     
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星が見えた。

2021-07-14 16:46:35 | シニア
 

散歩をしていて三カ月を見た。
その近くで星も。

涼しい競技場は蜜状態である。
夕食を終えた家族連れや恋人達。

そして子供達が体操教室へ。
彼らに付き添った父兄がおよそ50人くらいも。

蜜、蜜、、しかし良い散歩場所に違いない。

     

ここでお月さまを見るのは珍しくない。

月の隣で星が光っていた。

この街へ引っ越してきて、星を見たのは初めて。
たった一つだったけれど、二年も星にお目にかかっていなかった。

向こうの家では月も星も晴れてさえいれば星座も見る事ができた。
当たり前、当然の夜空の景だった。

わずか車で25分の距離、6キロくらいしか離れていないのに、ここ屋島では(我が家で)は星が見えないのだ。

嬉しい、少し興奮をした。

ランニングをしたり散歩をしたり屈伸の体操をしている人、人、夜空を見上げて月がどうの、星がどうのと言っているのは私のみ。

屋島は国定公園の裾でありながら、商業地でもあるのだろう。
星が見えない環境。ネオンに彩られている街。


      🌌    熱帯夜パソコン唸りをりにけり

      🌠    一番星梅雨の明けるももふ近し
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