(前から見ると)
長い間お世話になった家。
犬と猫と夫婦の家で、大病を患い、犬が亡くなり、猫も二年後に亡くなった、想い出いっぱいの家であった。
犬と散歩に出かけると、姫が内側の高い塀の上で私達の帰りを待っていた。
(裏側からの感じ)
お隣の若い息子さんは、植物が好きで、五年くらい前に植えた桜が大きく育ち、今は桜紅葉
が綺麗だ。
二階のベランダから、知り合いが果樹園の手入れに来ているのが見えると、お茶を持って、おしゃべりをしに行った。
玄関脇の楓が紅葉になっている。
この木はここへ来てから植えたのだが大きくなりすぎて何回も剪定をした。
紫陽花の葉が枯れかけて、今は美しい彩どりに。
ひょっと見ると、零余子の実が。
隠れ蓑の木を伝って、山芋の蔓が伸びたのだろう。
どうして?
鳥が運んで来た実で色々な植物が大きくなった。
新興の団地だった。
住みやすくあり又、頭の固い世間知らずの幸せな老人たちが多かった。
他人の事は決して言えぬが、自分をも含めて、エゴイスト達の例を挙げれば枚挙がなかった。
ブログに書かなかった事、、、知っているかな。腹の立つ事は多々あった。
隣付き合いが一番難しい。
例えば昨日。
駐車場を持っている方が引越しの車の出入りがあるから、空いている駐車場を使うように言ってくれた。
しかし、「あの家」が、難しいから、静かに静かに、エンジンをふかし、扉の開け閉めも静かにと、、、
仲の良い関係と思っていたが、空いた土地で駐車場の経営をやっていると、この町内の街灯の使用料を払えと云われたり(これは知っていた)が、色々問題があるみたいだ。
さて、幸せの多い方が比率としては良いから、先ずお世話になりました。
綿虫の飛び交ふ日和飛行雲
撮りをれば次々綿虫近く来る
玄関の扉を開くと、屋根の間から、海が見える。
林芙美子の放浪記の一節がいつも浮かんだ。
尾道海峡こそ見えないが、私の放浪もここが最後の土地に。
明日からは新しくマンションで夫婦だけの生活に。。。。
「終の棲家だ~マンションが」、、、、夫が食卓でつぶやいた。
雪蛍青し海が透け見える