遅々として進まぬ布の断捨離。
老いて何やかやと身の回りの断捨離をたっている。
その中で好きで集めた布地がたくさんある。
このジャケット?を縫った布も長い間、押し入れの隅に眠っていた。
フランス製か?イタリア製か?どちらかの国の布地だ。
デパートで買って何を作ろうと長考をするうちに5~6年も過ぎてしまった。
早く何かにして着なくては、命が衰えてゆくばかりだ。。。と思い直ぐにでも着れるジャケットを縫った。
のびちじみする厚手のジャジィーで、厚手の下着を履いてもぶかぶかのモンペも縫った。
ルーズなモンペが流行っているからこれ幸い。
胸が下がりお腹が太りお尻が下がる老化現象のスタイルもなんのその。
モンペは、まことに身体の欠点を隠してくれる重宝なズボンだ。
こんな小物も、多く作り出来た片っ端から、知りあいに貰ってもらった。
そんなこんな、製品にしなければ生地は捨てれないから、時間が経つばかりでブログを書く暇も無かった。
明日からは、さあ何を作ろう。忙しい忙しい。。。。
その間に、昔に勤めていた会社からの退職者の新聞に正月に載せる記事に俳句を作ってと依頼があった。
時々、短い文の依頼があったりして、元気で過ごしている事を発信させてもらっている。
🎍 去年今年不夜城ごとき電話局
🎍 御降や宿直明けの昼の風呂
等々、仲間たちの仕事の内容も想い出しつ5句詠んだ。
30年も前の事を想い出して捨てた故郷をしみじみと味わう日を送った。
@ 恵方道渦よりのぼる潮けむり
@ 梅匂ふ眉刷きそめし眉山かな
出句した5句以外に箸にも棒にまかからぬけれど、故郷恋の句が何句か生まれた。