マンションのベランダでは、ブーゲンビリアが咲き、立木ベゴニアは花を付けている。
視覚より老体にささる寒気。
ニ、三日は小春日、いいや秋の気配が濃厚だった。
重ね着をしても寒い。
肩が凝るからと、、、軽くいカシミアのとっくりのセーターを出してみたが、それはまだ早いように思い、、、、
高村光太郎の詩が浮かんだ。
八つ手の白い花も消え
いちょうの木も筆になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ 虫類に逃げれられる冬の来た
さて、今日はたくさんある布の断捨離だ。
手芸の本から見つけた 「猫シルエットのお洒落バック」を縫う。
時間と材料はたっぷりとある。
パソコンのカーソルを持つ手が冷たい。
膝には電気毛布、、、。
@ 玄関に配達人の白い息