老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

手芸  俳句を忘れてた!?

2015-06-02 10:25:56 | 俳句

          
     

 押入れの中は集めた布がいっぱい。
旅行先で、変わった布を見れば買い、骨董市があれば足を運び古い布を手に入れる。手芸に夢中になっていた。
バックに帽子、におい袋、いくつ作ったやら。すべてプレゼントして手もとには殆ど残っていない。
そのうち、母が残した着物や自分の若い時の着物を潰して、リメイクするようになった。
一石二鳥だ。コート、ブラウス、モンペ、縫った、縫った。流行の洋服を追わなくていい。着やすい。欠点があって少し縫い目めがとんでいても自分が着るのだから、言わなければわからない。良いことづくめ。
俳句は?まるっきり忘れたわけではない。結社からは脱会した。新聞の俳句欄は読まない。夫がテレビの俳句を観ていても気にもならない のに。
旅先で俳句ポストがあれば、投句をしてみたりする。
疎遠になった友人のことを、街で見かけた人がよく似ていると、ふっと想い出すように。

又、恥ずかしながら昔のように俳句狂い、夜も日も夢中になっている。

  昨日のしり取り俳句
  ✾  河鹿笛鼻緒くひこむ宿の下駄   

  ✾  峰寺の山気桔梗のうちふるへ

  ✾  栗の花匂ふ生きてゐる実感   
 

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