老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

里山の秋  タペストリ

2015-10-05 06:26:38 | 俳句
        秋の山おてだま高くあげにけり    葉

        毛氈に花野の塵をこぼしけり    葉

        近づけば炭を焼きをる煙かな    葉         



里山をイメージしたタペストリーである。
縦、横70センチくらいの大きさである。
パッチワークの本に載っていた作品をヒントに作った。



山寺の鐘撞き堂に見えるだろうか?
自分で作ったから 勿論鐘の音まで聞こえる。夕焼け小焼けの赤とんぼ、の唄も聞こえる。



上部にどんぐりをアップリケした。
持っている布を屋根にはこれ、山家の壁はこの布にしょうと、あれこれ迷っている時が一番楽しい。頭の中を空っぽにして童心に戻る。子供の頃遊んだ、お寺や里の小川を思い出すこともある。



      草虱付けて師匠のとりうち帽

      ほのぬくき磧の石や芋煮会

      芋煮会の回覧板の回り来る




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