☆ 松の幹みな傾きて九月かな 桂信子
☆ やわらかに土踏まずあり九月来る 坪内稔典
☆ アカシアに囁く風も九月とよ 石塚友二
暑かった日々が朝夕はめっきり、肌寒い。秋暑し、残暑ともいえるが。。。。。自然の変化がはっきりと感じる季節でもある。
俳句は、心象の景として、いかに九月を、表現するかだ。感覚としてとらえ、三句とも過不足ない句意だと思う。
木綿の絣のリメイク。生地の出所は、姉。彼女の夫の姉妹が物持ちだった。
スタイルブックのとおりの、サイズにした。なんと、仕上がると、細い相撲取りでも着れるような大きいサイズになった。せっかく、縫いあがったものを、またまたリメイクするのも面倒だから、そのままにしている。トックリのセーターを下に着こんだり、大きく開いた襟ぐりには、それなりのマフラーを巻いたりしながら、おしゃれを楽しんでいる。
この地も紺色で何かアクセンをやらなくては、淋しい。私は生地の状態の良い場合は切って切ってしないで、なるたけそのままで服にする。少しだけ他の模様の布を接ぎ剥ぎすることもあるが、アップリケなどをして生地を生かしてやる。
後ろ身頃に、簡単な四角の布を貼る。これだけで、私としては満足。
直線縫いの服だから、洋裁は習ったこともないが、どうにか趣味程度の服は縫うことができる。
しりとり俳句から生まれた句
一位の実誰もこぬ日の宮の庭
脱藩街道色濃き秋の四葩かな
秋の炉に山菜料理もてなさる
涼新た豆乳飲みに豆腐屋へ
つまくれなゐひとり遊びの子が摘んで
木通もう熟れたか吾れの秘密の地
オソマツ
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