老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

    白い鴨

2017-11-19 20:38:58 | 俳句

    

 昨夜テレビを観ていると、栗林公園に白い鴨が飛来していてるというニュース。
好奇心旺盛の私は早速栗林公園に行く。

 

 公園の紅葉は始まったばかり。
例年に比べて、鴨の数もまだ少ない。
薄く紅葉した樹々の間から鴨が見える。

 

 この白い鴨は突然変異らしい。近くで観察をした、専門家によれば、この鴨は雄で、お尻の近くは薄い茶色らしい。
遠くから見ると真っ白に見える。
陸に上がると、まるで遠目には アヒル に見えた。

いつもに増してカメラマンが多い。
今日は木枯らしのような風が吹き、池の傍でカメラを構えていると、足元から冷えが上ってくる。

頑張ってもう少し増しな写真を撮ればよかったけれど、いつものように、夫が茶店で待ってくれている。
吹きさらしの茶店の前の床几も寒かろうと、そこそこに池の傍から、退散をする。

         

 普通の雄鴨も並べると、違いが一目瞭然である。
これからも再々栗林公園を訪れるけれど、来年の春まで居て欲しい。

     🍒     痛みたる足を庇へる雁の声

     🍒     その中に真白き鴨や鴨の陣

     🍒     衆目の中を悠々白き鴨

 

 

 

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