大阪水曜ほっと集談会.一世です。
「笑うということは、諦めないという決意」
これは残念ながら私の創作ではありません。
カーリング北京オリンピック銀メダリスト吉田知那美 選手が好きな言葉だそうです。
北京五輪ロコ・ソラーレの5人の女性の笑顔とチームワークが全世界に発信されました。
それぞれ個性的でありながら綺麗にまとまっている。
人間関係で落ち込んでどうにもならない時は、YouTubeでロコ・ソラーレの動画を見て元気をもらっている私です。
純粋にカーリングを楽しもうとする強い意志に心惹かれるものがありました。
吉田知那美 選手は語ります。
笑顔で楽しむには覚悟がいる。
30代の女性の言葉には思えないほど、深く哲学的です。
そうですよね、落ち込んだり不機嫌でいることには覚悟は要りませんよね。
負けても笑顔で相手選手に接する姿はその覚悟の表れかもしれません。
日々のたゆまぬ努力の継続とチームメイトへのリスペクトが世界の舞台で開花しました。
次元は違いますが私にもそのような覚悟が必要な時期がありました。
今でこそ大阪水曜ほっと集談会は、全国的にも個性的な集談会として注目していただいています。
しかしその歩みは決して、平坦ではありませんでした。
かつて大好きな集談会が様々な要因が重なり、分裂しそうになりました。
当時1人でも開催すると覚悟を決めました。
森田的には、覚悟などいらず自然に服従かもしれませんが。
今はオンラインの恩恵で北は北海道から、南は九州まで参加がございます。
皆さんはそれぞれ各集談会の支部委員や代表幹事、幹事として活躍されています。
学びの宝庫と言えます。
話は戻ります。
吉田知那美 選手は中学生のカーリングチームが元オリンピック選手チームを撃破するという前代未聞の出来事の中心メンバーでした。
ある種の天才ですね。
その彼女がソチオリンピック出場にも関わらず、戦力外通告を受けます。
失意の中、地元北海道北見市に戻り新しい人生をスタートします。
よく集談会で症状にとらわれる前の自分に戻りたいと言われる方がおられます。
私もそうでした。
しかし症状に苦しむ日々は、停滞ではなく新しい人生に向かうための大切な準備期間なのですね。
そのことをロコ・ソラーレの吉田知那美 選手から学ばせていただきました。
2022.6.13 一世