大阪水曜ほっと集談会一世です。
今日はボヤキまくりの私です。
最近SNSの影響か現場感覚が乏しいのに、中途半端に賢い人間がどんどん増えている気がします。
森田博士の言われた悪智が溢れている。
以前は、物事をハッキリ言う人を羨ましく思いましたが、今はうざい。
小賢しい、小利口いづれも小が付きます。
小賢しいのは嫌いです。
20代で幹事、世話人をしていた私です。
求められれば中途半端な森田もどきのコメントを入会されたばかりの親父世代のおじさんにしていました。
あの頃の小賢しい自分に言いたい!
大馬鹿野郎!
ところでかつて私が所属していた音楽を楽しむ社会人サークルでこのようなことがありました。
ストレス解消も兼ね癒しを求めて参加されていた方と純粋に音楽を追求したい方との二極化です。
当然対立も起こります。
そうなると専門的なスキルの高い方や発言力の強い方に押し切られる。
当時代表をしていた私は、なかなかグループをまとめることができなくてきつかったです。
さて集談会ではいかがでしょうか?
森田理論を専門的に極めたい人達とどちらかというと癒しや仲間を求めて参加される方があると思います。
私は8:2で癒し派です。
私は森田療法を学んでいるつもりですが、理論を学んでいる意識はありません。
これからも、ないでしょう。
理論を系統的に学ぶ事は大切ですが、これを乱用すると理論を盾に他者をコントロールしようとする動きにつながる危険性も感じます。
(個人的見解)
私たちの集談会では実践目標などは立てません。
しかし前回の集談会で落ち込んでおられた仲間の会員が、旅行に行きましたとか、ランチで美味しいものを食べに行きましたとか、思い切ってライブに行って来ましたと言われるとうれしくなるのです。
次回までに何か楽しいこと、居心地が良いことをみつけましょう!
これくらいの実践目標であればありかもしれませんね。
森田博士は悪智と言う言葉で神経質者の陥りやすい、観念的な理想主義や机上の論理を戒めておられます。
ずばり自分の考え方で、事実の真相を曲げようとする。
これが悪智です。
「逃れられぬから、すなわち恐ろしい」と言う事実を恐ろしくないように考えようとするのが、悪智である。
皆様心当たりはございませんか?
ああ、今日も職場で小賢しい上司に嫌味を言われる。トホホ
2022.6.16 一世