「大阪水曜ほっと集談会」公式ブログ

12月17日(火)20時~・12月18日14時~(ZOOM)にてリモート集談会&忘年会を開催します

加齢(華麗)なる日々と精神の拮抗作用!

2023年04月21日 04時54分56秒 | コラム 



大阪水曜ほっと集談会一世です。

加齢に負けず、華麗なる日々を送っている私です。

ちなみに好きな食べ物はカレー!

朝から親父ギャグ満載でウザいです。

昨日は美女3人と何故かおじさんの私を加えた4人でビストロランチ会でした。

様々な理由で退職された元職場の女子社員に感謝の気持ちと応援しているよというメッセージを伝えることが目的でした。

そのはずでしたが、、、、、

2〜3日前から過労もありメンタルがダダ下がりで嫌な予感がしておりました。

私が主催者なので断るに断れず、予想通り緊張して、食事も喉を通らず、オマケに会話についていけず落ち込みました。

女子会の中にオジサンが混じっている違和感のある構図ですね。(笑)

照れ隠しでついつい、オジサンだからと言い訳すると、娘と同じ年の女子に「オジサンと言わないでください」とピシャリと言われて撃沈!

こんな感じです。


森田を学ぶと不思議なことが起こります。

以前は心で思っていても、中々行動に移せませんでした。

10代、20代では緊張してこのようなことは、あり得なかった私です。

美女とランチに行きたい。

出来れば落ち込んでいる自分を見られたくない。

断りたい!

これを森田療法では、精神の拮抗作用というそうです。

精神活動が活発であることから起こるようです。

知らんけど!

最後に間抜けと見下げられても周囲に喜んで貰えればそれで良いという森田博士の言葉を思い出した私です。

私以外の3人は、ワイワイガヤガヤ、ペチャクチャと楽しそうに帰って行きました。

残ったのは、落ち込んだままの心と領収書が一枚。

なんでやねん?



2023.4.19 一世

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新しい自分を生きる!

2023年04月20日 04時31分42秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日も朝5時からへのへのもへじならぬへのへのブログを書いています。

今月も何とか大阪水曜ほっと集談会と夜間懇談会を継続して開催しました。

集談会ウイークが終わろうとしている中で、安堵感と虚脱感に襲われている私です。

毎回ほっとするのもつかの間で、来月の集談会のことが頭をよぎります。

人の話をこれほど真剣に聴かせていただく機会は他ではありません。

今月も深い気付きをいただきました。

人間は一人では、解決も完結もできないそう感じた瞬間でした。

さてこのような意見を時々耳にします。

症状を発症する前の自分に戻りたい。

以前のような生き生きとした元気な頃の本来の自分を取り戻したい。

そのような意見を聴かせていただくことがあります。

私もかつてはそう思っていました。

でも、本当の自分とは何でしょうか?

本来の私とはどこにあるのでしょうか?

今以外の自分はないと感じている一世です。

人が怖い 、死ぬのが怖い、病気が怖い、自然災害が怖い、どこに完全に安全で安心な場所があるのでしょうか?

20代の頃受け身で、ネガティブだと感じていた森田のあるがままが今は最強のポジティブ思考であったと感じている私です。

今日の森田博士の言葉

我々は人生の欲望に対して常に念がけ、あこがれながら その目的を見失わず、その現在の力の及ぶ限りのベストを尽くしている。

 これが「現在になりきる」ということの自然の状態である。

しかもそのときには自分で努力も苦痛も超越して、これを感じない、意識しないのであります。


2023.4.20 一世





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人は欠点がない人を好きにはならない!

2023年04月16日 06時14分50秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日のブログのタイトルは尊敬しているやなせたかしさんからいただきました。

※「人間は欠点のない人を好きにはなりませんよ」

やなさんはなぜアンパンマンが子供達に愛されるのか?その秘密について弱いヒーローだからということを言われています。

子供達の世界にもいじめや不安など様々な葛藤があるのでしょう。

それを子供達は敏感に感じ取りアンパンマンの中にそれを投影してるのかもしれませんね。

さて20代の若い頃緊張して声が震えたり、赤くなったり噛んでしまったりする自分が許せないということがありました。

あれから40年今は、ど厚かましい自分が許せませんが。(笑)

現代でもそういう悩みを持っている若い人たちはかなり多いと思います。
 
イコール 嫌われるのではないかという思い込みです。


今還暦になって思うことは、そのような人間らしい感情や振る舞いに対してとても共感しむしろ 魅力的だとさえ思えるのです。

自分の弱さや欠点を隠すために人や社会を拒絶することはとても残念なことです

是非今の10代20代30代の若い人たちにあえて 傷ついても良いので 社会と関わってほしいと思います。

その一歩として集談会を大いに利用していただきたいのです。

集談会は失敗を失敗と受け止めない場所です。

いやそうありたいと願って私は運営しています。

私もそうやって人生をスタートさせました。

集談会で経験させていただいた親睦会での司会や年長者の人との交流はその後社会人になってとても私を助けてくれました。

もちろん集談会と現実社会は全く違いますが、職場で傷ついても受け入れてもらえる場所があるということはとても心強いことです。

素直に自分の弱さを出しても良い場所が集談会であると思いたい私です。

今日の森田博士の言葉 

赤面恐怖やその他の 神経質で治りにくいような人は、早く全治した人を見るとそれにあやかるということをしないで、ひねくれてそねむようなことが多い。

自分勝手な理屈をつけ 、独りでひねくれて治療に反抗し、わざわざ 自分で治らなくしてしまう。



2023.4.16 一世

※やなせたかし氏著 「明日を開く言葉」より抜粋 PHP文庫


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良い習慣は才能を超える?

2023年04月14日 18時07分02秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

今日のタイトルは、帚木蓬生先生のYouTube動画「森田正馬の言葉」からいただきました。

とても楽しく森田療法が学べますのでお勧めです。

さて毎日、毎日わけのわからん森田まがいのブログを書いている私です。

「良い習慣は才能を超える」という言葉を大好きな帚木蓬生先生から学びました。

1日30分自分と向き合う時間を創るため早朝5時に目が覚めるようになりました。

1日がとても充実していて、早寝早起きになりました。

最近は自分で弁当を作るようになり、やれば何でもできると感じています。

本当にすべては森田のお陰です。

ここらで多額の寄付をしようと思いますが、先々月電気を止められそうになった非正規社員の私です。

(いつものパターン?)

まあ、維持会員で勘弁してください。(笑)

ところで帚木蓬生先生から※1万時間の法則についても学んだ私です。

※「1万時間の法則」とは、ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要だというもので、アメリカのエリクソン教授らの研究をもとに、イギリス人マルコム・グラッドウェル氏が提唱したそうです。

現代では時間にこだわらずその対象が好きであることや集中力など質の問題も問われています。

コツコツ真面目に取り組む神経質者にぴったりの法則ですね。

ただ反面心のエンジンをかけるのに時間がかかる側面もあります。

森田博士は、「神経質は重い車で、動き始めるまでは大変力を要し、急には動かぬが、いったん回転し始めると、今度はこれを急に止めることは出来ない。 」と述べられています。

継続して努力をしつづけることができるのも、ある意味で才能と言えるかもしれません!



2023.4.15 一世


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大切なものはすべて森田療法が与えてくれた!

2023年04月13日 06時34分29秒 | コラム 


大阪水曜ほっと集談会一世です。

先日全国の発見会の仲間の皆さんとズームで懇談している中で改めて感じたことがあります。

それは、10代で森田療法に出会わせていただいたことの奇跡についてです。

還暦になった今、 私が10代で求めていたものを全て森田療法が与えてくれていたと感じています。

それは、心の問題を共有できる年代を超えた友達であったり、好きな仕事、家族、音楽や読書などの趣味、最近ではボランティアなど様々です。

森田博士はこう述べられています。

※神経質はそのまま 神経質であって これをいたずらに否定するようなことをしなければ 、そこにはただ希望に充ちた努力ということが現れる。※

私は、この「希望に充ちた努力」という言葉が大好きです。

努力をしなければならないというふうに受け取ることは、誤りですね。

不可能を可能にする努力をしていたときは、生きるのが辛かった。

結果ではなくて、努力している渦中の私を楽しみながら、俯瞰して見ている感覚でしょうか?

そこに私は神経質者の持っているこうありたいという本性、すなわち強い欲求を活かすことにつながると感じます。

何はともあれ、神経質という素質が堕ちていこうとする私を救い、活かしてくれたことだけは事実と言えるかもしれません。

森田の学びを継続する中で知らず知らずのうちに人生観が、変わったというのは確かです。


2023.4.13 一世

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