Sometime Somewhere

気ままに撮った花々を、気ままにアップしています。
お越しくださった際、足跡を残してくださるとうれしいです。

キンラン、ササバギンラン、ヤセウツボ

2015-05-03 23:06:54 | 花・風景

数年前に撮った植物の画像を探すために、古いファイルを開いては閉じ、また次のファイル、、、と移動しながら、以前はひとつひとつの花に真剣に向き合い撮影をしていたことに気づきました。
たぶん、その頃は出会う花が初めてのものが多かったことと、どのように撮ればその花がきれいに撮れるかを考えていたから。そして、最近は撮りなれた花や場所だから、カメラも使い慣れたものだから、、、と。
いま一度初心にかえり、花に向き合って行こう…と、反省でした。
          ***   ***   ***   ***   ***
今日は住んでいる団地の敷地内で見つけた花をご紹介します。
撮影をしたのは、4/19、26、5/2の3日間、八重桜が散り新緑が眩しい時期の花たちです。
        
   ショカッサイ、オオバンソウ、チューリップなど春の花でいっぱいの花壇

       
       
   キンラン(金蘭)   ラン科キンラン属
   山地や丘陵の林下に生える多年草ですが、団地の敷地内の数箇所に毎年生え、黄色の花を
   咲かせてくれます。
   
       
      
   ササバギンラン(笹葉銀蘭)
   キンランより少し小さめで、花の開き方も控えめです。
   キンランと同じく樹木共生菌によって栄養を供給しているため、掘り上げて家庭で育てることは
   出来ません。
   
キンランとギンランについてのウィキペディアの解説を転記させていただきます。 
キンランが依存している菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成する樹木共生菌である。外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木から供給されているため、その生存には共生関係を成立させうる特定種の樹木が必要不可欠となる。そのような菌から栄養分を吸収しているキンランは、樹木の作った栄養を、菌を通じて間接的に摂取しながら生きているとも言える 
  

        
       
   ヤセウツボ   ハマウツボ科
   地中海沿岸原産の外来種です。シロツメクサやアカツメクサの群生地に生える寄生植物です。
   草丈は10~50センチで、まわりの草丈が低い中、にょきにょきと生えている光景はちょっと異様に
   感じます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする