5/4に撮影をした光則寺の花たち、今日で最後のアップです。
お付き合いくださり、ありがとうございました。
コバノタツナミ(小葉の立浪) シソ科の多年草
一般的に見られるのは、1枚目の淡紫色ですが、光則寺の境内は白花の方がたくさん咲いています。
シラユキゲシ (白雪芥子)の群生
シラン(紫蘭) ラン科の多年草
よく見られるのは紅紫色の種類ですが、最近は白色のものも多く見られるようになりました。
白色でもわずかに紫色を帯びているものもあり、比べながら見るのも面白いです。
いつも参考にしている『山と渓谷社・日本の野草』では、花の部分を下記のように書かれています。
ガク片と側弁花は平開し、狭楕円形で先端はとがる。
唇弁はくさび状倒卵形で3裂し、中裂弁は円形でふちは波状となる。
説明に従いながら、花の構造をみるのも興味深く楽しいです。
ツルカノコソウの綿毛です。
綿毛の直径は5ミリほどだったでしょうか…綿毛の面白い構造に嵌ってしまいました。
ニョイスミレ(如意菫)
シラユキゲシが群生をしている斜面の下で咲いていました。
注意をしながら境内を歩くと、あちらこちらで見ることができました。
花は白色で1センチ程度と小ぶり。唇弁に紫色の筋が入っています。
カラスビシャク サトイモ科ハンゲ属
畑の雑草として普通に見られる多年草ですが、注意をしてみていないと、見逃してしまいます。
仏炎苞は緑色で、長さ5~7センチです。
オオハンゲ
カラスビシャクと同じ、サトイモ科ハンゲ属の多年草です。
仏炎苞は長さ5~12センチで、中心から鞭のような中軸が直立します。
カラスビシャクに似ていますが、全体的に大形です。
山門前は新緑に囲まれていますが、境内では様々な花が咲いていました。
( 撮影日:2015年5月4日 )