先週に引き続き、今年4回目のヤマアジサイ撮影に光則寺へ行ってきました。
この1週間で見頃を過ぎた品種が多いのではないかと心配をしていましたが、予想に反し境内はヤマアジサイたちで彩られていました。
その中でも、光則寺と言えばこの品種と言われる「クレナイ」の装飾花が赤くなっていましたので、ご紹介します。
例年に比べ鉢数は少なめですが、独特の色と姿は山門の正面を飾るにふさわしい佇まいでした。
こらから咲き進むと中心の両性花が落ち、装飾花がさらに真紅へと変化をしていきます。
今日、このクレナイを最初に見つけた方の妹さんにお目にかかることが出来ました。発見した方が野草好きの妹さんにプレゼントしたことからいろいろな方に分けられ、今のクレナイが世に出ることとなったそうです。
今まで産出地は「長野県伊那」となっていましたが、「長野県飯田」に変えられています。
ヤマアジサイは自生のものを見つけ、名がつけられて愛好家の間で広まったり、また業者によって販売されたりし様々な品種が流通をしているのですが、一つ一つの品種に物語があり思いが込められていることを知りました。
いい一日でした♪♪
( 撮影日:2015年5月31日 )