【 アカネ(茜) 】 アカネ科アカネ属
今まで幾度となく散策路脇で見かけていた草、花が小さくて咲いていてもじっくり見ることがありませんでした。でも、マクロレンズで覗き、パソコン画面で確認をすると砂糖菓子のような、、、ちょっと触ると崩れてしまうのではないかと思うほど繊細な花でした。
山野の林の縁やヤブに普通に生える多年生のつる草で、根は黄赤色をし、古くから赤の染料として使われてきたそうです(茜染め)
四角い茎を触ると、下向きに生えた棘でざらざらとした感触です。
【 アオツヅラフジ(青葛藤) 】 ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
山野に生える落葉ツル性です。
秋が深まる頃、藍黒色の果実は見たことがありますが、花を見るのは初めて。。
この花がアオツヅラフジの花と撮影中はわからず、また、花を撮った場所と果実を撮ったのが全く別の場所でしたので余計に。
雌雄異株ですが、今回撮った3枚の花は全部雄花でした。もう少しじっくり花を探せば雌花があったかもしれません。残念!
【 オニドコロ 】 ヤマノイモ科ヤマノイモ属
山野に生えるつる性の多年草です。北鎌倉の線路脇や自宅近くでもフェンスに絡んでいるのを良くみかけます。
雌雄異株で1,2枚目が雄花、3枚目は雌花です。雌花は「なんだろう?」と思って撮っておいた…程度でしたが、雄花を調べているうちに雌花ということがわかりびっくりでした。
【 コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓) 】 ガガイモ科カモメヅル属
瀬上市民の森では初めて撮れた花です。あるというのは聞いていたのですが、どこにあるかわからず。。小さな花ですし、他の草に絡み巻きついているので見つけにくいせいだと思います。
花は暗紫色で6~8mm、小さくて風に揺れる撮影には悩ましい花です。
( 撮影日:2015年9月22日 )