TVで放送された連休中の混雑ほどではありませんでしたが、
鎌倉駅前はそれなりの人出でした。
でも、長谷地区にある光則寺は観光客らしき人はほとんど見られず、とても静か。
法事の読経に合わせるかのようなモリアオガエルの鳴き声と鳥の声…
ゆったりとした時間が流れていました。
今日は、境内に咲いていた花たちをご紹介します。
コケリンドウ(苔竜胆)
日当たりの良い山地や野原に生える2年草
光則寺では芝の中にぽつぽつと淡青紫色の小さなを咲かせていますが、
ほとんどの方は気付かず通り過ぎていきます。
話しかけても大丈夫そうな方には、「コケリンドウが咲いていますよ」と言うと、
みなさん「小さくて気が付かなかった!」とおっしゃいます。
マルバウツギ(丸葉空木)
地植えのヤマアジサイ、品種は不明です
ガクウツギ(額空木)
両性花は脱落し、装飾花にわずかに紅色が入り、そろそろお終いの準備です
シャクヤク(芍薬)
ちょうど咲き始め♪
ウケザキオオヤマレンゲ(受咲き大山蓮華)
今回は中を見せてくれました。
ホウの花によく似ています。
アヤメ(菖蒲)
本堂裏の斜面に一株…イモカタバミ(芋傍食)
カタバミ(酢漿草、片喰、傍食)
10年以上前に台風で倒れた梅の古木には、毎年ユキノシタ(雪の下)が小さな花を咲かせます
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
まだまだ元気です
6月になると紫陽花が咲きます
ミヤコワスレ(都忘れ)はまだまだ元気!
コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)
タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)
カラスビシャク(烏柄杓) サトイモ科
別名:ハンゲ(半夏)
畑の雑草として普通に見られる多年草
漢方では球茎を半夏(はんげ)といい、薬用にするそうです。
光則寺ではカラスビシャクに似ていますが、全体が大形のオオハンゲ(大半夏)もあります。
でも、仏炎苞はまだ出ていませんでした。
ハキダメギク(掃溜菊)
トウバナ(塔花)
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光則寺からバス通りに出るまでの道端に咲いていた花です
ツメクサ(爪草)
ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)
キクノハアオイ(菊葉葵)
長谷寺通りの一か所に生え、オレンジ色の1センチほどの花を咲かせていました
他では見たことが無いので、どこから来たんでしょう
( 撮影日:2022年5月8日 )