なかなか春が来ず、花の開花が遅れているため、アップする画像が無くなってしまいました。
少しずつですが鎌倉の梅が咲き始めたとの情報がチラホラ聞こえてきていますので、撮影に出られる週末までの3日間は、今まで撮りためた中からご紹介できなかった花などをご覧頂こうと思います。
今日と明日の2日間は、昨年(2011年)2月26日に大船フラワーセンターで撮った椿です。
島根県産で別名「不昧公(ふまいこう)」
画像では花は白色に見えますが、白に近い桃色なんです。
椿の図鑑の記述によると、原木は八束郡玉湯町大谷の旧家にあり、1970年に地元の愛好家が近くの青メノウを産出する山の名にちなんで命名し、発表をしたのだそうです。
濃い紅色に白の覆輪がとても鮮やかで美しい椿です。
五島列島福江島の野生ヤブツバキの突然変異種だそうです。
鎌倉の大巧寺や光則寺にありますが、ちょうど撮りごろの花になかなか出会えません。
「金花茶(きんかちゃ)」
中国・広西自治区南部産です。
光沢のある黄色の花で、1980年に日本に導入され、日本では現在約40種の黄花の雑種が発表されています。
鎌倉・光則寺は鉢植え、東慶寺では地植えにされています。
淡紅色または桃色の地に、紅の縦絞りが入る一重のラッパ咲きです。
( 2011年2月26日 大船フラワーセンター )