Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

悪い知らせ

2007-04-15 | 医療・病気・いのち
誰だって
悪い知らせを伝えるというのは
いやなものである

当然聞く方だっていやである

だから
厳しい病気の状況を伝える場合
告知
などという強い言葉を使うのであろう

若くして進行がんの方がいる
その病勢は強く
症状がきつくなってきている

皮膚転移も出現してきている

若い方の場合
本人に伝えるのはもちろんつらいが
両親に伝えるのもかなりつらい

親というのは子供の健康や幸せを心から祈っているものだが
その子供が先に旅立ってしまうのである
つらくないわけがない

しかし事実を伝えずに
突然別れがやってきてしまっては
心の準備ができずに
ずっと引きずってしまうことになる

時間をかけて
お話をさせていただいた

現状の厳しさ
癌に対する治療の限界が近づいてきていること
つらい症状はなるべく軽減する努力をすること
質問があれば遠慮なく聞いていただいてよいこと
そして
その 「時」 が
そんなに遠くない可能性が強くなってきていることを

柔軟性

2007-04-15 | 想い・雑感
学生の頃は
同年代の中でも体が柔らかいほうであった
しかし最近では柔軟体操をちょっとしようと思っても
体中の筋肉や関節が硬くなっているのを感じる

数日前落語を楽しませてもらった
普段の生活自体をなるべく楽しもうと生きているつもりだが
やはり心も硬くなっているのを実感した

落語を観て聞いているうちに
心のあちこちに潤滑油を注してもらっているような
よい心持がして
終わったときにはずいぶんと柔らかな気分になった