Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

輝いている 今

2008-10-21 | 想い・雑感
人はなかなか自分の死をイメージできない
またイメージしながら生きているのも気づまり
頭ではいつか…ということは分かっているのだが
いつ どのようになんて誰にもわからない

癌末期の方は
それが比較的近いことはわかる
でも私が週単位で最後の日を考えている時でも
月単位 年単位で生きている自分を描いていることが多い
そんなものだろうと思う
私もきっとそうだろうと思う

いよいよ体が動かせず
排泄はもちろん
寝返りすらできなくなり
時に意識が遠のき
息が苦しくなる

そういう時になって
人はようやく時が来たと感じることができる

その時
思いは来し方を向いているのだろうか

そしてかつてあった
当り前の日常を懐かしく
できれば戻りたいという感情とともに
思い出すのだろうか

今を生きている私たちには
いろいろなことを感じ 考え 悩み
時には逃げ出したくなることもある

でもそんな日々がいつか
輝いて感じられる日が来るのであれば
実際 今 という瞬間は輝いているのではないだろうか