まだ暗い早朝に
庭で空を見上げると
月明かりに照らされていると感じることがある
昔は夜の街も暗かった
遅くまで明かりのついている場所などは
不夜城などと形容されることもあった
いまや夜でも明るいのが当たり前になった街
月の明るさを感じることもほとんどない
月の光で己が影ができるなんてこと
経験したこともない子供たちも多いだろう
真っ暗と思った夜道も
眼がなれ 眼を凝らすと
月明かりが道をぼんやり示してくれる
暗闇の中でも
しっかり見つめれば光はあるんだ
人生における暗闇でも
逃げずに眼を見開けば
きっとどこかに光が 明るさが 希望が あるはず
「月明かり行路」というタイトルのブログを見て
ふと思ったことでした