見た目で人を判断してはいけないといいつつも、はっきりと見た目で判断できる場合もある。また、人を見る眼ができるほどに、その判断がかなりいいところをつくようになる。それと比較するのもなんですが、病気の診断においても、経験をつむほどに、良悪の区別をかなり正確につけることができるようになる。
CT検査では、放射線の吸収程度を画像としてくみ上げているわけですから、必ずしもその画像だけで癌かどうかを区別することは難しい場合も多い。診断が難しく、実際に組織を取って調べなければわからないような場合もある。しかし、山本病院事件での肝血管腫は、画像上も明らかにそれとわかるものだったらしく、医師国家試験に問題として出せるくらいはっきりしたものだったと聞く。
実際に、同病院の検査結果でも肝血管腫とされていたとのことだから、当然山本容疑者もそれは知っていたはず。それを肝臓癌と説明し、手術を勧めたた時点で、同容疑者の悪意は明らかである。
多くの場合手術が不要である肝血管腫に対して、悪性と偽って手術を行うなどというのは、この事件を聞くまで想像すらできなかった。
CT検査では、放射線の吸収程度を画像としてくみ上げているわけですから、必ずしもその画像だけで癌かどうかを区別することは難しい場合も多い。診断が難しく、実際に組織を取って調べなければわからないような場合もある。しかし、山本病院事件での肝血管腫は、画像上も明らかにそれとわかるものだったらしく、医師国家試験に問題として出せるくらいはっきりしたものだったと聞く。
実際に、同病院の検査結果でも肝血管腫とされていたとのことだから、当然山本容疑者もそれは知っていたはず。それを肝臓癌と説明し、手術を勧めたた時点で、同容疑者の悪意は明らかである。
多くの場合手術が不要である肝血管腫に対して、悪性と偽って手術を行うなどというのは、この事件を聞くまで想像すらできなかった。