程度の差はあれ
火傷の経験を持っている人は多い
少し皮膚が赤くなる程度の火傷でも
しばらくの間は
ひりひり ずきずき
水ぶくれができ
それが破れるくらいの火傷になると
治るまでに1週間くらいかかることになる
さらにひどい火傷になると
皮膚移植が必要となり
月単位 年単位の治療が必要になることもある
治療できるならまだ良いが
体の広範囲な火傷になれば
脱水や肺血症から死に至ることもある
原爆について語る番組を見ると
放射能被害を中心に語るものが多いように感じるが
とてつもない火傷を負わせる兵器でもあった
その火傷の苦しみは壮絶なものだったに違いない
爆弾が投下された日だけで終わる話ではなく
そこで生き残った人の中にはその後
何日も何週間も何ヶ月も何年も
苦しみが続くことになる
原子爆弾の無差別性は
殺戮という面でも
火傷という面でも
放射能被爆という面でも
実に非人間的
非倫理的
非人道的であることを忘れてはならない