Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

感覚

2010-02-13 | 想い・雑感
獣にとって
体表を覆う毛は
外部環境との境となり
内部環境を保つ働きをする

人は
身体外部に
壁を作ることにより
生き延びてきた

衣類
乗り物
建造物

新幹線に乗り目を閉じると
わずかな揺れを感じるのみで
風 外気温 スピードなどは感知せず
いつも一定の環境に身を置いている

さまざまな物に守られ
もはや身を寄せ合う必要など
無くなってしまい
非接触社会になったようにみえる

しかしひとは
身を寄せあい 触れ合うことを
もっと見直し
大切にする必要があるように感じる

歩く

2010-02-13 | 想い・雑感
地方都市に住むものが
大都市を訪れると
移動のために随分歩く事に驚く

昔の小学校では
学校から遠い
山間から通学する生徒の方が
長距離走に強かったりしたものだが

交通機関が発達した現代では
都会人の方が
移動のための労力を
多く必要とするのかもしれず
長距離走に見られたことは
過去の現実かもしれない

奈良県大和郡山市「山本病院」肝切除事件を聞いて②  --セカンド・オピニオン--

2010-02-12 | 想い・雑感
 身近に、「めちゃくちゃだなぁ」などと思う医療機関を知らないので、山本病院にまつわる報道には驚かされる。あらためて、セカンド・オピニオンを有効に機能させる必要を感じた。
 セカンド・オピニオンは、診断や治療方法について、目の前の主治医以外の意見を聞くものと説明できるだろうか。要するに、「私の主治医はこういう治療が良いという意見でありますが、あなたはどう思いますか。」と他の医師に尋ねてみるのである。
 私もこれまで、何度かセカンド・オピニオンを求められたが、主治医の意見で非常識なものを経験したことはない。だから、セカンドオピニオンは、念のために他の医師に聞いてみるということと、複数に意見を聞くことにより患者や家族自身が納得するということに意義があるのだろうと思っていた。
 ところが、山本病院である。診断、治療、説明から保険請求まで、全てがいい加減な病院が存在するわけである。病院というより、山本医師自身の問題が多大な部分を占めているのだろう。こういう医師が存在するのなら、まさにセカンドオピニオンは必須のものとなる。説明に疑問があるなら、ぜひセカンドオピニオンを依頼することを勧めたい。もしその依頼を断る医師なら、さっさとそのもとを離れるほうが安全である可能性が高いかもしれない。

奈良県大和郡山市「山本病院」肝切除事件を聞いて①  --手術とは--

2010-02-12 | 想い・雑感
 この病院の前理事長に関するニュースが随分出てきている。その中でも、肝切除に関するニュースは、その内容が本当ならば外科医としてとても信じがたいことである。容疑者の段階でブログに綴るのは止めておくつもりだったのだが、その内容のひどさから、どうしてもすこし書いてみたくなった。
 病気の治療法方にはいくつかの選択肢がある。なるべく患者に対して無理がかからず、なるべく有効な治療方法を選択することになる。病気によっては、治療の選択肢として外科手術が選択される場合がある。手術は必ず危険を伴なう治療方法であり、患者にとっては痛みを伴なう治療方法であるから、その選択には慎重さが求められる。考慮のうえ、手術によって得られる患者にとっての利益が手術の危険性を凌駕していると判断したときに、初めてそれが選択されることになる。
 外科医は手術が好きである。また好きでなければ、外科医を続ける資格がないと思う。外科医という職業に最も大きな喜びを見出せるのは、どうしても手術が必要な患者に対し、きちっとした手術を行い、病気を治せた場合である。不必要な手術など、患者は当然されたくないし、外科医だってしたくもない。そこには、何か役に立つことができたという達成感が、全く欠落しているのだから。
 山本医師のように、診断を偽ってまで手術を行い、しかも経験のない手術に手を出し、患者の命を奪うなど、言語道断である。現在の報道がすべて正しいのなら、まさしく殺人であろう。

ナビ

2010-02-11 | 想い・雑感
車で出かけるとき
地図で方向を確認し
効率的だと考える道筋で
走っていくことになるのだが
それが必ずしも
ナビのお勧めルートとは一致しない

お勧めだと
進行方向とは大きく異なる方向に
いったんは進んだりすることになるのだが
目標と大きくずれる方向にハンドルを切ることは
感覚的には抵抗があるものだ
でもナビ通りに進むと
やはりそれが早く到着できる道筋だとわかることが多い

急がば回れ
とは言い古された言葉だが
目標からずれるように感じることでも
結局早道であることは
実際の道でも
人生の旅路でも
よくあることなのだろう

立松和平

2010-02-10 | 想い・雑感
朴訥とした 温かみのある語り口調
ニュースステーションの中で
私は初めて立松和平を知った

その彼が亡くなったという
何らかの病を得たうえでの死だろうが
少し早すぎるお迎え出会ったような気がする

報道された死因は「多臓器不全」
死亡診断書には
本当にこれが死因として記載されているのだろうか
もしそうだとすれば
私は不適切だと思う

例えば
癌にかかった人が
最後呼吸状態が悪くなったからといって
呼吸不全を死因とするのは
大元の原因である癌が見えてこない

多臓器不全というのは
何か原因があって
複数の臓器が機能不全となった状態である
いわゆる病名ではない
死因はあくまで
その原因(主因)となったものである必要があると思う

あれ?
死因について書こうと思って
キーボードを打ち始めたわけではないのだが…

そのご冥福を祈り
まだ読んだことが無い彼の著作を
ちょっとのぞいてみようかな

篠沢秀夫さん

2010-02-10 | 想い・雑感
人間は病の詰まった袋
と表現する人もいるように
すべての人は
病を内在している
そしてどんな病がその人の人生に
大きな影響を及ぼすかは
病になるまでわからない

クイズ ダービー
というTBSの看板番組に出ていた
篠沢教授が
筋委縮性側索硬化症という
原因不明の難病にり患していたとのニュースを見た
竹下景子さんや今は亡きはらたいらさんとともに
大活躍の篠沢氏
そのころこのような病に取りつかれるなどという事は
考えもしなかっただろう

長生きすれば
何らかの病を得る
そんな当たり前のことを
改めて思う

また
この件がニュースになったのが
新宿区が同氏への障害者給付を
年齢を理由に断っていたためというのが
また何となくさびしい

どこが問題

2010-02-09 | 想い・雑感
去年
少し興味を持って
ハイブリッド車なるものが
いかなるものか試乗してみた

プリウス
SAI
レクサスHS

普通のガソリン車に慣れているせいか
なんか物足りないなぁ
という印象を持ち
試乗終了

ただ
今問題になっている
ブレーキに関しては
何の違和感もなかったが
どこがどう問題なのか
ニュースを聞いていても
あまりピンとこない

死亡時刻

2010-02-08 | 想い・雑感
PCもディスプレーも進化したお陰で
色調にグラデーションをかけても
連続した色調変化のように見える
でもあくまでデジタルなので
細かく見れば
段階的変化のはず

赤色から橙色に変化していくところの
何処で赤と橙を分けるのかは難しいが
デジタルな変化のどこかで
えいやっ! と区切ることになる
区切りが何処なのかは
人為的に波長を決めてしまうしかないと思う

生から死への時間の流れも
似たような面がある

死亡診断書には
死亡した日時を書き込む欄がある
○年 ○日 ○時 ○分

秒までないのがせめてもの救いだが
連続した流れのどこかで
ここだ!
と時刻を決めることになる

死の定義が変われば
時刻も変わることになるから
死亡時刻は
あくまで人為的なもの

その時刻には
生きている細胞もたくさんいるし
死を受け入れられない身内も少なからずいる

季節の移ろい

2010-02-07 | 想い・雑感
太陽の顔が見えたので
バイクでひと走り

気楽に出かけたが
太陽は見せかけで
帰ってきたときには
もう冷凍庫に入れても
他の冷凍品に迷惑をかけないくらい
冷え切っていた

炬燵に潜りこみ
一時間たっても
まだ温もった感じがしない

これから寒さ本番だなぁ
などと考えていたら
庭には花をつけたものもいる

不思議なものだが
何かで季節の変化を感じ
今花をつけているのだろう

本能という意味で
感覚が鈍ってしまった人間とは比較にならない感覚が
そこにはあるのだろう

プルートの季節

2010-02-06 | 想い・雑感
ハッブル望遠鏡による観測から
冥王星の北極付近の明るさと色が変化していることが分かったという
これは冥王星における季節の変化によるらしい
季節変化があるという事は
冥王星も太陽光の影響を受けているということになる
やはり太陽のエネルギーというのは
強大なものなのだろう

冥王星に季節があるという事は
冥王星の中でも
適当な緯度にある場所では
四季があるのかもしれない
地球上の四季とは当然全く様相は異なるであろうが
もし人がそこに住めば
何とか一つの季節を生きることしかできないことになる

冥王星の公転周期は
248年という事ですから

コピーミス

2010-02-05 | 想い・雑感
しまった!
と思うようなミスは
誰にでも経験があるだろう

そのとき
あたふたするばかりでは
傷口が大きくなるだけ

失敗を隠そうなどということばかり
考えていては
事態はかえって悪くなる

失敗は成功のもとというし
失敗から歴史的発見がなされた例も
少なからずある

となると
失敗は
良し 悪し の価値判断を求めるというより
失敗と思った瞬間に
どう考え 何をなしていくかが重要ということになる

日本人の死因第一位である癌は
遺伝子のコピーミスだから
やはりミスはいやなものである
でも
遺伝子のコピーミスがあるからこそ
生物は進化し
今 人間が
    あなたが
      私が
地球上に存在しているわけですから
ミスもなかな意義深いですね

のりのり調理

2010-02-04 | 想い・雑感
ちょいと飲みながら
料理を作るのがすき

ビールの缶をプシュッとあけ
コップか湯飲みに注ぐ
コップのときはワインやウィスキーに移行する可能性
湯飲みのときは日本酒や焼酎へ行く可能性を秘めている

材料を探しては一口
下ごしらえをしつつ一口
調理を始めてはまた一口
それ以外にも一口

気分は上々 鼻歌交じり

化学実験ののりで作業を進める
実験だとできたものも危険極まりないものであることがほとんどだろうが
料理したものは基本的に食べられる

できた途端に一口
ついでにアルコールも一口

本当に心身ともに健康的
だと感じるひと時
本当は不健康かもしれないが
まあいいでしょう

インスリン殺人

2010-02-03 | 想い・雑感
先日
ブラック ブック
という映画を
ケーブルテレビで見た

第二次世界大戦終戦前後の
オランダが舞台

その中で
主人公がインスリンによって殺害されそうになったが
チョコレートをたくさん食べて
何とか生き延びた

その頃にはすでに
インスリンを殺人目的で使用していたのであろうことに
驚いた

インスリンは
血糖を下げる
唯一のホルモン
血糖を上げるホルモンと共に働いて
血糖をちょうどいいところにコントロールしてくれる

しかし無闇に体内に入れば
低血糖から死に至る

糖尿病の治療として
インスリンを毎日注射している人の中には
この低血糖から亡くなってしまう方もいる
ちょうどいい量を投与し続けるのは
なかなか難しいことなのだ

そのインスリンを
京大病院に入院していた94歳の患者さんにたいし
誰かが故意に大量投与した可能性があると
ニュースに出ていた

インスリンを殺人に使えるということを知っている人が
きっと昔より増えているでしょうから
犯人を絞るのも
以前より難しいかもしれない
ただそのことを知っていても
インスリンを入手できなければ
使えないわけですけどね

雪道

2010-02-03 | 想い・雑感
積雪のために
少なからざる車が立ち往生しているとき
50Km離れた都市から
ノーマルタイヤの乗用車で
平気な顔してやってきた営業マンがいた

聞くと長く北海道で生活したことがあるそうで
雪道での運転を体が覚えているのだろう

積雪に慣れていない都会の人間は
少しの積雪でも立ち往生

こつは急制動をさける
つまり
急な速度変化や
進行方向変化を避けるということであろう

スリップするのは
アクセル ブレーキ ハンドル
の操作が雪道に対しては
激しすぎるのである

雪道での運転技術は
エコロジカルな運転にもつながるでしょうね

ただ
雪が降れば
運転しないのに限ると思います