
アメリカの捜査態勢、司法制度(陪審員制度)のことがいろいろ書いてあって、日本もダメだけど、アメリカもそれ以上にダメだなあと思ったことだ。それからアメリカの銃管理体制のことも。その部分に関してだけは日本に生まれて本当に良かったと思う。
銃のことでは、接射では銃口から高温高圧の燃焼ガスが出るので、射入口のほうが射出口より大きく損傷している、とか、服が破けることがあるとか、知らなかったので、へえと思った。ゴッホが自殺ではなく殺されたらしいということも知らなかった。
上野正彦に「死体は語る」という名著がある。