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国宝級の白磁をじかに触れた体験が書いてあって、僕にとっても白磁なんて写真とか、せいぜい博物館でテグスかなんかでしばりつけられている姿で、誰だか中国人が日本のわびさび?のゆがんだ茶碗のことを、ゆがんだのしか作れないのなら技術がないのだし、わざとならいやらしいじゃなくてなんだっけな、痛烈に言っているのを思いだし、そういえば白磁は完璧(に対称)でまさに青く透けるほどに白く、冷たく死んでるなあと思うのだけれど、中村紘子が手に取ってそのうち紅く脈打つように、などと書いてある。すごい。
思い出したのが有田正広が象牙のフルートのことを語ったことで、あれはもう40年も昔のことか、あの白いプラスチックのような象牙のフルートが、吹いていると歌口のあたりが透明になって行き、どんどん音も変わっていくのだという。