せろふえ

チェロとリコーダー
自閉症の娘
本と漫画 農と食 囲碁パズル
とっちらかっているので、気になるカテゴリーやリンクを

相対性理論 アインシュタイン 佐藤勝彦

2019年08月20日 | 
 あまりおもしろくなかった。前にうけたウェブの講座が良かったなあ。何が良かったかというと、従来の考えでは考えられないこういう現象をアインシュタインはじめ、こう考えた、ということが書いてあったからなのだ。ただ、質量はエネルギーと変換可能だ、と書いてあってもそれは「わかる」ということとは関係ないと思う。(「知る」ということにはなるのかな)

星に語りて 障害者と震災

2019年08月18日 | 自閉症
「星に語りて」(http://www.imonoko-1.jp/event_cgi/imgdiary.cgi)を観てきた。言いたいことはたーくさんあるのだが、それでもいい映画だと思う。
 言いたいことの第一はもちろんまじめに作った良い映画だと言うこと。だが、なんというか健常者目線なのが気に入らない。駆けずり回る前田君が、多分自閉症をイメージしているのだろうが、違ーう!自閉症なら、あんな風じゃない。そもそも、だから、彼が健常者目線で役に立つ子だから偉いみたいな描き方が良くない。そんなこと言ってもしょうがないのだけれど。自閉症を知っている者としては、褒められて目が輝くとか、そもそも喜ぶとか、そうじゃない。映画として描くなら、褒めちぎって、でも前田君はすまーしていて、「なんだよ、褒めてるのに」「いや、すごーくうれしいみたいですよ、いつも見ている私にはわかります」みたいにできたらすばらしいのだけれど。米と水と届けに行って、これを持って来てくれたの?と聞かれて、「きゅうえんぶっしです。」とくり返すところはすばらしい。翔君がともかくすばらしい。障害者を描くのって本当にむずかしいよなあと思うが、もちろんこっちだってほんの少しの例しか知らない。
 障害に関わる人たちの活動、役所とのやりとりや対応、あるいは支援や調査、そのための組織運営のこと、そんなにうまくいくわけねーだろう、と思ってしまうが、そうねえ、映画だからしょうがないのか。このリストに従ってしらみつぶしに、の後に、じゃあ、だれそれはここ、あなたはこちら、ちょっとまってください、それじゃあこれこれが困ります、などなど、実務は細々としたことの積み重ねなのだがなんにも描かれていない。でも役所(の上のほう)が動かなかったりすることは少し描いてあったか。
 結局、良い映画だと言うこと、こういう映画の作り方の難しさを浮き彫りにしてしまっているのかもしれない、と言うことか。

ペグに穴ふたつ

2019年08月17日 | チェロ

 暑くて暑くて暑いせいにしちゃあいけないが、うっかり楽器を椅子にぶつけてしまって、まあ運が良かったのだろう、本体は傷つけないで済んだが、指板がパカッと剥がれてしまった。修理のついでに、ペグも見てもらった。第2弦のペグは一番上というか先についているのだが、この弦が下の3弦、ペグに巻いてある弦にぶつかってしまうのだ。調弦がうまくいかず、苦労していた。スティールの弦だったら問題なかったかもしれない。ガットは太くてその分が上の弦にぶつかってしまうのだ。もしかしたら本体の穴のところを埋め戻してもらうようかもしれないと思っていたのだが、なんのことはない、ペグのほうにもう一つ穴を開けてくれたようだ。問題なくなってありがたい。また楽しく弾いている。

さんぽ (となりのトトロから)

2019年08月16日 | リコーダー

 沖縄バンドで二公演。ひとつは学童保育で、もう一つは老人ホーム。
 小学生相手に「さんぽ」をやったのだが、ピアノ譜にイントロのメロディーが書いてあるので、これさいわいとリコーダーで吹かせてもらったのだが、これが難しいのだ。まいった。いや、だいぶ練習したのだが、できない。難しい!本番は頭にくるほど指が回らなかった。
 この難しさは、そうだなあ、例えばピタゴラスイッチのテーマの方がよっぽどやさしいよ。



ボワモルティエ

2019年08月15日 | リコーダー
 ボワモルティエはIMSLPに登録されているだけでも作品1、2、6、8、13、78の6×4+12+4=40曲のフルートデュエット、通奏低音付きのフルートソナタを作品19,44,91 の6×3=18曲 組曲作品35が6組曲、3つのフルートのためのソナタが6曲(作品7)、4つのフルートと通奏低音あるいは5声の協奏曲を6曲(作品15)などがあり、他にも旋律楽器なら何でも大丈夫!みたいなのとか、ミュゼットのはたいていリコーダーでも吹けるみたいだし、もちろん、フルートの曲は3度上げれば吹けるし、まったくどれだけ書いたんだと言う気もするが、どれもみんなおんなじ。(いや、実際の所あんまり吹いてないけど。(^^;)フルートの曲は作品1からしてフレンチGクレフで書いてあるので、そのまま吹くのは難しい。でもとても書き直す気にはなれず、そのまま吹く練習のためにしか吹いてない感じだ。いろいろ出版されてるのを吹けばそれで十分か。

ペリリュー 7巻

2019年08月14日 | 漫画
 先月出る予定だというのでときどき本屋で見て回ったのだけれど見つけられず、ネットで調べて注文した。あっと言う間に来て、感心している。内容も変わらぬ質の高さで感心している。こんな絵なのに重い。明日は8/15、終戦記念日だ。だが、彼らはまだまだ戦いが続く。今の社会に暗澹たる気分になる。

ボワモルティエ 二つのフルートのための4つの小組曲

2019年08月13日 | リコーダー
ボワモルティエ 、ジョゼフ・ボダン・ド Boismortier, Joseph Bodin de  (1689-1755)
二つのフルートのための4つの小組曲
 Broekmans em Van Poppel(http://www.broekmans.com/en/default.cfm)
から、ボアモルティエの二つのフルートのための4つの小組曲というのが出ている。ボアモルティエがあまりに多作で、オリジナルが何なのか、わかりゃしない(^^;)。
 トラベルソの音域なので、短三度あげてリコーダーで完全に吹ける。
 舞曲組曲だが,バッハでおなじみの定型ではなく,適当に並べたような感じ。
 4つの組曲がすべてメヌエットで終わっている。メヌエットは人気だったんだろうなあ。
 トラベルソのフランスっぽい感じはあまりなくって,むしろリコーダーでいい感じだと思う。易しく,特別の情緒もなく、お手軽。

リコーダーのレパートリー

8/12の日記

2019年08月12日 | 日記
 今日も休みなので、次女の暇つぶしというわけでもないが、町外れの「市場場外」のスーパーに行ってみた。物によってはとても安く(大量!コストコ)変な品揃えでもあり楽しかったが、次女はなにしろいつものとおりがいいのだ。心をつかむことはできず、いつものスーパーに行き、ラーメンの昼食。だがこれもいつものとおりで、ろくに食わず、僕がほぼ2人前食うのだった。 σ-_-;)
 昼寝をして、今年の定期でやるコッペリアをバレエ教室の発表会でやるというのだ、無料だというので実はあまり期待しないで行ったのだが、いや実にすばらしかった。バレエの技量のことはまったくわからないが、シロートの目でみたその技術、衣装(貸衣装とのことだが)、舞台装置、実に本格的で感心した。プロじゃないか。こちらが楽器演奏者なので、音楽がCDなのがもちろんオーケストラを従えるのはそれはまたとんでもなく違うものになってしまい、できない相談なのだろうが、残念だった。申し訳ない、途中で抜けて、明日はもうお盆の入りなので、花を買って墓に行き、ちょっと掃除をして花を生けてきた。1600円も出したのにお盆だからと言ってぼったくりで、あまり見栄えがせず、頭にきたが、すみません、我慢してくれ。
 いつものとおり、ろくなことはしなかったが、沖縄バンドのために楽譜を書き(ピアノのイントロをヘ音記号にしただけ)、整理をした。何回やってもどこだかわからなくなってしまうので、楽譜には歌詞とコードだけ書いた。今度はうまくやりたい。
 あらゆる場面で写真を撮りたいと思いながら、いつもその場では思いつかない。あるいは絵が描ければいいのだがなあ。

盆だなのこと

大穴 ディック・フランシス

2019年08月12日 | 
 シッド・ハレーが顔に障害を負うザナ・マーティンに正体を知られてしまい、とりつくしまもなく拒絶される。わずかに(正直な)言い訳をするが、それ以上はせずにその場を去る。もっと強く激しく、あなたに対して取った行動は誠実なものだったと言えたはずだし、泣くことだってできたと思う。泣いてもけっして恥でもなんでもなく、誠実さを表現する方法だと思う。
 だがシッド・ハレーはしない、できない。「私はその場を去った。」と、たったこれだけの文章に、シッド・ハレーのプライド、誠実さ、虚飾の拒否、諦観などがすべて表現されていると思うし、このことにかぎらずあらゆることが一貫した世界として描かれていると思うのだ。
 

ボワモルティエ 二重奏曲集 作品17

2019年08月11日 | リコーダー
 ボワモルティエ 、ジョゼフ・ボダン・ド Boismortier, Joseph Bodin de  (1689-1755)
二重奏曲集 作品17
 ボワモルティエはリコーダー奏者にもなじみの深い作曲家だと思うのだが、名曲がないのかな、この曲というのが思い浮かばない。当時からその多作ぶりを揶揄されていたらしいからなあ。
 作品17は音楽之友社からでていたものだが、今は手に入らないらしい。どうやらこの曲集はミュゼットのためのものらしく、IMSLPで手に入るようだ。
 たまに吹くと、なにしろやさしいし、なかなかヴァラエティに富んでいて、まあまあ楽しめる。

リコーダーのレパートリー

おせがき

2019年08月11日 | 日記

 昨日はおせがきで、午後になって塔婆を取りにいってきた。
 施餓鬼法要はたしか父の新盆の時だけ聞きに行ったなあ。あとは行ったことがない。そうそう来られても困るだろう気はする。
 うちのほうは卒塔婆はそとばではなくかならず「とうば」と言う。
 とうばを取りに行って、車に積み、車の中ではフランスバロック(古楽の楽しみ)が流れ(流し)、いや日本らしくていいね(^^;)。墓にも行ったが、ぺんぺん草は生えていて、いかんなあ、もうすこしたまには行かないといけない。でも時間もないし、いまはともかく暑くてねえ。


盆だなのこと

チャイコフスキー4番 3楽章(2)

2019年08月10日 | チェロ
チェロのパート譜ブライトコプフは238小節目から(画像の3段目最後の2小節から)4小節間クレッシェンドがあるはずなのだが、落ちている。注意! ここに限らずクレッシェンドの先はmp


 3楽章は終始ピツィカートで、弓を置いて演奏することが多いと思うが、4楽章にはできたらすぐ入りたい。3楽章の最後のあたりで弓を持つのだ。うちも前の方、表の方からバラバラに弓を持つことにした。


HP上