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京の桜紀行1~哲学の道

2009年04月14日 | せずにはいられない・・旅の話
京の桜紀行1~哲学の道



母が生きていた頃からのお決まりのコース。
まず、京都駅に着いてから向かう場所。

銀閣寺そばの、”おめん”。



朝東京を発つと丁度お昼くらいに京都に着くこともあり
必ずここへ立ち寄っておうどんを頂いてから
京の旅をはじめる。





お野菜やごま、薬味がたっぷり。 
あたたかいうどんのつゆが運ばれてくる。




うどん好きの息子は"大盛り”を注文。
しっかり平らげる。

そして、
京の桜紀行、”おめん”裏の哲学の道からスタート。





川沿いに続く、哲学の道の桜。
春の花もいっせいに咲きそろい、
のどかな美しい散歩道。









空を見上げると・・・





てくてくと二人で桜を楽しみながら歩く。

すると、川の向こう岸に素敵な佇まいの茶屋をみつける。




のれんを見ると、
有名な<叶匠寿庵>であった。





私は息子をお茶に誘う。
珈琲や紅茶を飲まない息子は、<抹茶>は好き。

二人で静かな庭と目の前に桜並木という
贅沢な外の席に座り、しばし静かにお茶をいただく。




お菓子は桜の風味をきかせた餡がはいっていて
見た目も美しい。

息子はいつもは私の言うことを、もう
素直には聞かない年齢になっているが
お茶の作法については、
ちゃんと私の指導に従う。


"藤原正彦さんのね、国家の品格っていう本があるんだよ。
ただ英語が出来るだけではダメだって。
日本人として、日本の文化をまず良く知って、
それからはじめて英語でそれを海外の人に伝えられるように
ならないと。”

と、息子は真面目な顔で話し出す。

そうして、これから中学に入って英語を勉強するけれど
日本文化もきちんと知ることが
日本人として、正々堂々と国際的に活躍できる人になれる、と言う。


”だから僕はね、茶道は習いたいと思っているんだ。”


・・・渋い。 相変わらず、彼の趣味は渋い。
相撲や歴史の趣味を持つ彼は、茶道にも興味を持っているようだ。
(でも、レッドカーペットなんかも喜んで観てますが。







”じゃあ、ママと一緒に茶道やろうか。”

うん、と頷く息子。 年を重ねて二人で茶道を習いにいくのも悪くない。

そんなことを二人で語り合った。





空を見上げると、こんなに満開


今回の私の<とっておき画像>はこれ





ピンクの桜とブルーの空。
この雲も神秘的でしょう。
私のここのところのテーマは
<はじまりと終わり>。
 オーラソーマのオリオン&アンジェリカを使っている。
まさに、その色。






哲学の道の碑までたどり着く。

ここから、南禅寺までまた散歩は続く。

ぽかぽかとした日が差し、
そこここに春の花が咲いている。


カップルも結構沢山散歩していて
息子が
”カップルもずいぶんお花見に来ているね。”と言う。

”あなたも大学生になったら
 彼女と来たら?”

と私。 

ココロの中では”ママも今度はダーリンと来るぞ!”と
密かに誓っていたのだった。