海から、学んだこと
よっこらしょ、
と言って私は
普通にソファやベッドに横たわるように
波に横たわる。
ぷかぷかぷか・・・
な~んにも考えないで
(あ、顔が日焼けるかなぁ、というのは思っていたが・・・)
波の上に
まるでラッコみたいに浮かんでいる私を見て
息子や姉たちが、笑った。
で、その後
”どうやってそんなに浮かんでいられるの?”
と聞いてきた。
私が浮くことを覚えたのは小学校4年の夏。
ちょっとスパルタな某私立小学校に通っていた私は
小学4年の夏、千葉館山の那古海岸で1KMの遠泳に挑んでいた。
”泳ぎ疲れたら、おなかを上にして浮きなさい。”
そのとき、そう教わった。
だから、私はそのときから浮くことは、出来た。
でも今みたいに長い時間、
まるでそのまま眠ってしまうような浮き方ではなかった。
息子の現在の学校のすぐ近くに
<テルムマラン・ラグーナ>というタラソテラピーのホテルがある。
そこのタラソプールは海水。
そのプールに浮かんでリラックスする
<ピシーナリラクゼーション>というプログラムが、ある。
頭の後ろと足首に浮くための棒を使って
カラダを海水に浮かべて、全身の力を抜いていく。。。
このプログラムを最初にやった時、
カラダの芯から力が抜けた感覚を
生まれてはじめて知った、といっても大げさでは無い。
まったくはじめての感覚だった。
人は(生命は)
海から生まれたんだ・・・そういう気持ちに包まれて
まったくの安心感が広がり
ただ、ひたすらに全身の力を抜く感覚を覚えた。
だから波の穏やかなKABIRAの海でも
ベッドに横たわるのと全く同じ感覚で
ふわふわ ゆらゆら 波の上で浮かぶ。
”ためしにやってみる?”
と私は息子の背中を軽く押さえて
息子を波の上に寝かせた。
ところが、
”ムリムリ、出来ないよ、そんなふうに。”と言って
すぐ足をつけてしまう。
私からみれば力を入れすぎだなぁ、
力をふっ~っと抜くと、浮かぶよ。
と言うのだが、力の抜き方が分からないらしい。
”絶対浮くから、信じて、身をゆだねてごらん。”
私はそう言いながら
ある種、これは全てのことに通じることかもしれない、と思った。
信じて、身をゆだねると、出来る。(叶う)
疑ったり、力を入れすぎたり、恐れがあったり・・・
そういうのがあるうちは、眠るように波の上に浮かぶことは出来ないのと一緒で
物事もすーっと運ばないのではないだろうか。
夢もなかなか、叶わないのではないだろうか。
宇宙になげかけた自分自身との約束や想いは
ちゃんと叶う、ってことを
気負うことなく自然に信じているだけで
タイムラグはどうしてもあるのだけれど
いつしかちゃんと必要なものや人や段取りが
引き寄せられてくる。
KABIRAの静かな波に揺られながら
力を抜いて
ほとんど眠ってしまいそうになりながら、
”自然って、ほんとうのことを
教えてくれるんだなぁ・・・”
そう思った。
これから大きなイベントの責任者、という
大役に気負う気持ちもあることはあるが、
この大きな波にも
身をゆだねてみよう。
KABIRAの海が、教えてくれたこと。
よっこらしょ、
と言って私は
普通にソファやベッドに横たわるように
波に横たわる。
ぷかぷかぷか・・・
な~んにも考えないで
(あ、顔が日焼けるかなぁ、というのは思っていたが・・・)
波の上に
まるでラッコみたいに浮かんでいる私を見て
息子や姉たちが、笑った。
で、その後
”どうやってそんなに浮かんでいられるの?”
と聞いてきた。
私が浮くことを覚えたのは小学校4年の夏。
ちょっとスパルタな某私立小学校に通っていた私は
小学4年の夏、千葉館山の那古海岸で1KMの遠泳に挑んでいた。
”泳ぎ疲れたら、おなかを上にして浮きなさい。”
そのとき、そう教わった。
だから、私はそのときから浮くことは、出来た。
でも今みたいに長い時間、
まるでそのまま眠ってしまうような浮き方ではなかった。
息子の現在の学校のすぐ近くに
<テルムマラン・ラグーナ>というタラソテラピーのホテルがある。
そこのタラソプールは海水。
そのプールに浮かんでリラックスする
<ピシーナリラクゼーション>というプログラムが、ある。
頭の後ろと足首に浮くための棒を使って
カラダを海水に浮かべて、全身の力を抜いていく。。。
このプログラムを最初にやった時、
カラダの芯から力が抜けた感覚を
生まれてはじめて知った、といっても大げさでは無い。
まったくはじめての感覚だった。
人は(生命は)
海から生まれたんだ・・・そういう気持ちに包まれて
まったくの安心感が広がり
ただ、ひたすらに全身の力を抜く感覚を覚えた。
だから波の穏やかなKABIRAの海でも
ベッドに横たわるのと全く同じ感覚で
ふわふわ ゆらゆら 波の上で浮かぶ。
”ためしにやってみる?”
と私は息子の背中を軽く押さえて
息子を波の上に寝かせた。
ところが、
”ムリムリ、出来ないよ、そんなふうに。”と言って
すぐ足をつけてしまう。
私からみれば力を入れすぎだなぁ、
力をふっ~っと抜くと、浮かぶよ。
と言うのだが、力の抜き方が分からないらしい。
”絶対浮くから、信じて、身をゆだねてごらん。”
私はそう言いながら
ある種、これは全てのことに通じることかもしれない、と思った。
信じて、身をゆだねると、出来る。(叶う)
疑ったり、力を入れすぎたり、恐れがあったり・・・
そういうのがあるうちは、眠るように波の上に浮かぶことは出来ないのと一緒で
物事もすーっと運ばないのではないだろうか。
夢もなかなか、叶わないのではないだろうか。
宇宙になげかけた自分自身との約束や想いは
ちゃんと叶う、ってことを
気負うことなく自然に信じているだけで
タイムラグはどうしてもあるのだけれど
いつしかちゃんと必要なものや人や段取りが
引き寄せられてくる。
KABIRAの静かな波に揺られながら
力を抜いて
ほとんど眠ってしまいそうになりながら、
”自然って、ほんとうのことを
教えてくれるんだなぁ・・・”
そう思った。
これから大きなイベントの責任者、という
大役に気負う気持ちもあることはあるが、
この大きな波にも
身をゆだねてみよう。
KABIRAの海が、教えてくれたこと。