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海から、学んだこと

2010年08月11日 | スピリチュアル
海から、学んだこと



よっこらしょ、

と言って私は

普通にソファやベッドに横たわるように

波に横たわる。



ぷかぷかぷか・・・


な~んにも考えないで
(あ、顔が日焼けるかなぁ、というのは思っていたが・・・)

波の上に
まるでラッコみたいに浮かんでいる私を見て

息子や姉たちが、笑った。

で、その後

”どうやってそんなに浮かんでいられるの?”

と聞いてきた。







私が浮くことを覚えたのは小学校4年の夏。

ちょっとスパルタな某私立小学校に通っていた私は

小学4年の夏、千葉館山の那古海岸で1KMの遠泳に挑んでいた。


”泳ぎ疲れたら、おなかを上にして浮きなさい。”

そのとき、そう教わった。

だから、私はそのときから浮くことは、出来た。


でも今みたいに長い時間、
まるでそのまま眠ってしまうような浮き方ではなかった。


息子の現在の学校のすぐ近くに
<テルムマラン・ラグーナ>というタラソテラピーのホテルがある。

そこのタラソプールは海水。

そのプールに浮かんでリラックスする
<ピシーナリラクゼーション>というプログラムが、ある。


頭の後ろと足首に浮くための棒を使って
カラダを海水に浮かべて、全身の力を抜いていく。。。

このプログラムを最初にやった時、
カラダの芯から力が抜けた感覚を
生まれてはじめて知った、といっても大げさでは無い。

まったくはじめての感覚だった。


人は(生命は)
海から生まれたんだ・・・そういう気持ちに包まれて

まったくの安心感が広がり

ただ、ひたすらに全身の力を抜く感覚を覚えた。








だから波の穏やかなKABIRAの海でも

ベッドに横たわるのと全く同じ感覚で

ふわふわ ゆらゆら 波の上で浮かぶ。


”ためしにやってみる?”

と私は息子の背中を軽く押さえて

息子を波の上に寝かせた。


ところが、
”ムリムリ、出来ないよ、そんなふうに。”と言って
すぐ足をつけてしまう。


私からみれば力を入れすぎだなぁ、
力をふっ~っと抜くと、浮かぶよ。

と言うのだが、力の抜き方が分からないらしい。







”絶対浮くから、信じて、身をゆだねてごらん。”

私はそう言いながら

ある種、これは全てのことに通じることかもしれない、と思った。


信じて、身をゆだねると、出来る。(叶う)


疑ったり、力を入れすぎたり、恐れがあったり・・・

そういうのがあるうちは、眠るように波の上に浮かぶことは出来ないのと一緒で

物事もすーっと運ばないのではないだろうか。
夢もなかなか、叶わないのではないだろうか。


宇宙になげかけた自分自身との約束や想いは
ちゃんと叶う、ってことを

気負うことなく自然に信じているだけで

タイムラグはどうしてもあるのだけれど

いつしかちゃんと必要なものや人や段取りが
引き寄せられてくる。



KABIRAの静かな波に揺られながら
力を抜いて
ほとんど眠ってしまいそうになりながら、


”自然って、ほんとうのことを
教えてくれるんだなぁ・・・”


そう思った。


これから大きなイベントの責任者、という
大役に気負う気持ちもあることはあるが、

この大きな波にも
身をゆだねてみよう。


KABIRAの海が、教えてくれたこと。







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