長崎くんち 2012 前日・諏訪神社
長崎に1カ月に2~3回行くようになって
1年半以上、たった。
でも一番大事な<おくんち>をまだ観ていなかった。
だいたい
この時期は、国慶節と辛亥革命関係の行事が中国であるので
中国にいることの多い時期だ。
でも、今年はうんっと早い時期から
おくんちを観る、と決めていた。
おくんちを観ずして、長崎を語れない・・・と思っていたからだ。
梅屋庄吉関連の行事を担当してくださっている
土井口さんが発売日に並んで
諏訪神社 前日(1日目)の桟敷席をとってくださった。
これってすごい 皆さんに羨ましい・・・と言われた。
朝6時30分にホテルのロビーに土井口さんが迎えに来てくださった。
そのまま、諏訪神社へと向かった。
諏訪神社の境内につくられた桟敷席は
早朝にも関わらず、すごい熱気。。。。
白ドッポ組による掛け声で
”モッテコ~イ”の練習が行われていた。 (*モッテコ~イとは、アンコールのようなもの)
桟敷席には
おくんちが大好きな土井口ご夫妻と
私が最初に長崎に来た時からず~っとお世話になっている藤さんがご一緒してくださった。
土井口ご夫妻は
座布団やらおにぎりやらお茶やらを持ってきてくださり
いたれりつくせり・・・・。
7時ぴったりに 今博多町の笠鉾が登場。 いよいよ、はじまった。
今年の踊町(出し物を披露する町)は
今博多町、魚の町、玉園町、江戸町、籠町の5つの町。
7年に一度しかこの順番はまわってこないのだという。
だから
全ての出し物が見たければ、7年通わなくてはいけない・・・ということになる。
笠鉾の登場の後、
それぞれの踊町の独特の出し物、阿蘭陀船であったり、龍踊であったり。。。が披露される。
今博多町は子供たちの舞と、本踊、鶴の舞を披露。
ちょっと話題になっている<世界3大夜景>に選ばれた長崎港は
<鶴の港>と呼ばれているのだとか。
こどもたちの舞
たとえ、雨が降っていたとしても
こうして、何も敷かず、地面の上に着物で坐るのだとか。。。。
今年は晴天に恵まれたのでほんとぉに良かった。
魚の町の出しものは<川船>。
船頭さん役の男の子もしっかり、頑張っていました!
根曳の男性たち、超かっこいい!!
3番目に登場したのが玉園町。
FaceBook友達の松本さんも玉園町の役員として
びしっと羽織袴で登場。 素敵っ!
笠鉾
玉園町は獅子踊。
獅子踊りは
中国の獅子舞に似ている。
長崎にいると、こうして、お隣の国中国から来た文化を
受け継ぎ、自分たちの大切な伝統として守っているので
ここ最近の、
すべての交流がストップしてしまうような
互いの国を想いやれないような
そういう二国間になってしまっていることを、忘れる。
だんだん日差しが強くなってきたが
神社の境内である、ということから
帽子や日傘は認められていない。 皆さんこうして、手ぬぐいを頭からかぶるのが慣習のよう。。。
4番目は江戸町。 笠鉾につづき、今度は阿蘭陀船。
まずはかわいいこどもたちが小さなオランダ船を運んできた。
そして、こんどは大きな阿蘭陀船の登場。
船の上の楽隊は船がぐるぐるまわされても、なにごとも無いかのように演奏を続ける。。。
そして最後は籠町。
オランダの後は、チャイナ服。。。
ほんとぉに長崎は<和華蘭・わからん>文化、の町。
籠町の笠鉾
そして、いよいよ龍踊!!
実は、この龍踊には長崎でのお友達、中尾さんが六番衆として参加している。
この龍のうろこのひとつ、ひとつも
すべてこの籠町の皆さんの手作り。。。。
どれだけ、思いがこもっているか、おわかりになるでしょう。。。。
神社の境内を生きているように舞う龍に
会場内は大歓声。
モッテコ~イ、 モッテコ~イ・・・
私も土井口ご夫妻の真似をして
大きな声で応援!
長崎おくんちの歴史は400年と古く
国指定重要無形民俗文化財に指定されている。
感動したのは
3歳くらいの子供たちから参加していて
おじいちゃんから
”きちんとしとけ!” と厳しくしつけられるのだそう。
3代にわたって、
あるいは
踊町の町内ぐるみで、おくんちに参加するこどもや青年のしつけを行うのだそう。。。
こうして、
この伝統は受け継がれていくのだな、としみじみ。。。。
長崎の方々が本当におくんちを大事にしているのを感じることが、出来た。。。。
今回のおくんち、
ご案内いただいた土井口ご夫妻と藤さん。
全ての出し物が終わった後、
諏訪神社にお参り。。。。
諏訪神社の池では
亀たちが甲羅干し。。。。
おくんちでは、踊町ごとに手拭が用意され
この手拭は<まきもの>(引き出物)として、開演のまえに観客に撒く。
私は今回、撒かれた<まきもの>はGet出来なかったが
藤さんと土井口さんが
今年の踊町すべての手拭をそろえたものをプレゼントしてくださった。
はじめての、
長崎くんち。
土井口ご夫妻のあたたかいお心遣いと
藤さんのくわしい解説により、
ほんとぉぉぉに素晴らしい体験となった。
・・・・私も、やみつきに、なるかも(独り言)・・・・。
長崎に1カ月に2~3回行くようになって
1年半以上、たった。
でも一番大事な<おくんち>をまだ観ていなかった。
だいたい
この時期は、国慶節と辛亥革命関係の行事が中国であるので
中国にいることの多い時期だ。
でも、今年はうんっと早い時期から
おくんちを観る、と決めていた。
おくんちを観ずして、長崎を語れない・・・と思っていたからだ。
梅屋庄吉関連の行事を担当してくださっている
土井口さんが発売日に並んで
諏訪神社 前日(1日目)の桟敷席をとってくださった。
これってすごい 皆さんに羨ましい・・・と言われた。
朝6時30分にホテルのロビーに土井口さんが迎えに来てくださった。
そのまま、諏訪神社へと向かった。
諏訪神社の境内につくられた桟敷席は
早朝にも関わらず、すごい熱気。。。。
白ドッポ組による掛け声で
”モッテコ~イ”の練習が行われていた。 (*モッテコ~イとは、アンコールのようなもの)
桟敷席には
おくんちが大好きな土井口ご夫妻と
私が最初に長崎に来た時からず~っとお世話になっている藤さんがご一緒してくださった。
土井口ご夫妻は
座布団やらおにぎりやらお茶やらを持ってきてくださり
いたれりつくせり・・・・。
7時ぴったりに 今博多町の笠鉾が登場。 いよいよ、はじまった。
今年の踊町(出し物を披露する町)は
今博多町、魚の町、玉園町、江戸町、籠町の5つの町。
7年に一度しかこの順番はまわってこないのだという。
だから
全ての出し物が見たければ、7年通わなくてはいけない・・・ということになる。
笠鉾の登場の後、
それぞれの踊町の独特の出し物、阿蘭陀船であったり、龍踊であったり。。。が披露される。
今博多町は子供たちの舞と、本踊、鶴の舞を披露。
ちょっと話題になっている<世界3大夜景>に選ばれた長崎港は
<鶴の港>と呼ばれているのだとか。
こどもたちの舞
たとえ、雨が降っていたとしても
こうして、何も敷かず、地面の上に着物で坐るのだとか。。。。
今年は晴天に恵まれたのでほんとぉに良かった。
魚の町の出しものは<川船>。
船頭さん役の男の子もしっかり、頑張っていました!
根曳の男性たち、超かっこいい!!
3番目に登場したのが玉園町。
FaceBook友達の松本さんも玉園町の役員として
びしっと羽織袴で登場。 素敵っ!
笠鉾
玉園町は獅子踊。
獅子踊りは
中国の獅子舞に似ている。
長崎にいると、こうして、お隣の国中国から来た文化を
受け継ぎ、自分たちの大切な伝統として守っているので
ここ最近の、
すべての交流がストップしてしまうような
互いの国を想いやれないような
そういう二国間になってしまっていることを、忘れる。
だんだん日差しが強くなってきたが
神社の境内である、ということから
帽子や日傘は認められていない。 皆さんこうして、手ぬぐいを頭からかぶるのが慣習のよう。。。
4番目は江戸町。 笠鉾につづき、今度は阿蘭陀船。
まずはかわいいこどもたちが小さなオランダ船を運んできた。
そして、こんどは大きな阿蘭陀船の登場。
船の上の楽隊は船がぐるぐるまわされても、なにごとも無いかのように演奏を続ける。。。
そして最後は籠町。
オランダの後は、チャイナ服。。。
ほんとぉに長崎は<和華蘭・わからん>文化、の町。
籠町の笠鉾
そして、いよいよ龍踊!!
実は、この龍踊には長崎でのお友達、中尾さんが六番衆として参加している。
この龍のうろこのひとつ、ひとつも
すべてこの籠町の皆さんの手作り。。。。
どれだけ、思いがこもっているか、おわかりになるでしょう。。。。
神社の境内を生きているように舞う龍に
会場内は大歓声。
モッテコ~イ、 モッテコ~イ・・・
私も土井口ご夫妻の真似をして
大きな声で応援!
長崎おくんちの歴史は400年と古く
国指定重要無形民俗文化財に指定されている。
感動したのは
3歳くらいの子供たちから参加していて
おじいちゃんから
”きちんとしとけ!” と厳しくしつけられるのだそう。
3代にわたって、
あるいは
踊町の町内ぐるみで、おくんちに参加するこどもや青年のしつけを行うのだそう。。。
こうして、
この伝統は受け継がれていくのだな、としみじみ。。。。
長崎の方々が本当におくんちを大事にしているのを感じることが、出来た。。。。
今回のおくんち、
ご案内いただいた土井口ご夫妻と藤さん。
全ての出し物が終わった後、
諏訪神社にお参り。。。。
諏訪神社の池では
亀たちが甲羅干し。。。。
おくんちでは、踊町ごとに手拭が用意され
この手拭は<まきもの>(引き出物)として、開演のまえに観客に撒く。
私は今回、撒かれた<まきもの>はGet出来なかったが
藤さんと土井口さんが
今年の踊町すべての手拭をそろえたものをプレゼントしてくださった。
はじめての、
長崎くんち。
土井口ご夫妻のあたたかいお心遣いと
藤さんのくわしい解説により、
ほんとぉぉぉに素晴らしい体験となった。
・・・・私も、やみつきに、なるかも(独り言)・・・・。