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花月とはし本

2011年08月14日 | 美味しいもの
花月とはし本



長崎には風流な料亭文化が今なお
引き継がれ、
街に華やぎを添えている。


今日はその中でも代表的な
<花月>と<はし本>をご紹介。


実は、2軒とも2回目の訪問。
花月は以前、ブログでも詳しくご紹介した。




花月の玄関


格式のある門構え。ドキドキ。






まずはお客様全員がそろうまで
こちらで待つ。 緑茶と小さならくがんで一息。







今回は少人数の宴席。。。しかし
このお庭の見える大広間。 贅沢。






長崎名物 卓袱料理は丸テーブル。
和・洋・中華料理のミックス。
テーブルが丸いのは中華風かな。






テーブルいっぱいにごちそうが並び始める。

長崎は日本なのだけど
お料理にも町並みにも異国情緒が漂っていて
独特の文化を築いているように、感じる。 何度来ても。




女将のご挨拶から。。。


卓袱料理は女将の「御鰭(おひれ)をどうぞ」の言葉から始まる。




御鰭(おひれ)



鯛の胸鰭が入ったお吸い物が御鰭。
これは「お客様お一人様に対して鯛一尾を使って
おもてな しさせていただきます」という意味が
込められているのだそう。





前副知事のご挨拶




国務院新聞弁公室 林先生のご挨拶




長崎総領事 李先生のご挨拶




乾杯や主催者の挨拶などは、御 鰭をいただいてからとなる。
御鰭さえすませれば、食べ方などの決まりはなく、
円卓 に並んだ料理を好きなように食べるというのが、
卓袱料理のいただき方だそう。









この日の花月の宴席は
今秋、中国から寄贈される梅屋夫妻と孫文像について
詳細の調査にいらした中国からのお客様をおもてなし。




南京から来てくださった彫刻家の先生
とても熱心に、銅像制作にあたり
ご意見を求められていらした。






銅像の見本の模型もご持参くださった。
こういう感じの3人の銅像が長崎に!!!




恒例のお土産交換の、記念撮影。







次は、<はし本>。


こちらは住宅街にあって
静かな環境。 

ここも中国の革命家との深いご縁のある料亭。




女将のご挨拶




そして、お約束の、御鰭。
ビールより先に。。。。




この日は長崎中の経済界のTOPが勢ぞろい




中村知事のご挨拶





香港からいらした中華総商会会頭 ジョナサン・チョイ氏のご挨拶




恒例のお土産交換





はし本の女将はとっっってもおきれいな方。

夏のお着物もほんとぉぉぉにきれい!




風流な踊りも堪能。。。



はし本は卓袱料理ではなく
和の会席。

いうまでもなくお刺身が新鮮。
そして
一品一品、心をこめて作られたお料理はほんとぉに美味。

土地の素材を多く取り入れているのか、
東京の会席料理や京都のお料理ともまたちょっと違っていて
量もたっぷりで、
幸せな気分に。。。。




記念撮影





料亭・・・というと
とんでもなくお高いイメージがあるが
長崎では
おそらく、東京のホテルの和食会席をいただくくらいの予算があれば
こんなに素敵な場所でその体験ができる。


<龍馬伝>にもたびたび
長崎の料亭のシーンが登場したけれど

歴史に思いをはせながら
長崎で、料亭文化を体験する。


日本に生まれてきたなら
一度はおすすめしたい、旅の楽しみのひとつ。


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