世の中はまさに春爛漫。
現在使われている暦(カレンダー)は、太陽暦(新暦)。1年を365日として計算されています。そして江戸時代くらいまで使われていたのが、太陰太陽暦(旧暦)。1月を月の周期である29.5日として計算されていたため、旧暦では1年が354日となり、季節がどんどんずれてしまいます。そのため、3年に1度、1ヶ月増やす年を設けたのが太陰太陽暦だそうです。この暦を使っていた頃は、季節がずれていくために、暦は農業の目安にならず、そこで重宝されたのが、二十四節気や七十二候というものです。二十四節気は、地球の周期をもとに、夏至と冬至、春分と秋分を設け、さらにその間を分けて1年を24等分して、季節の特徴を表した言葉を当てたものです。しかし、梅雨や台風などがない中国で作られたものがそのまま使われているため、日本の季節とは多少ずれるところもあります。七十二候は二十四節気をさらに3等分ずつして、季節の特徴を当てはめたものです。日本独自に作り直された経緯があり、より、日本の季節にあったものとなっています。
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