カヌー館から宿までは、こんな道を10分ほど歩きます。
目に入る全てのものに癒されます。ここでは当たり前の景色が、何もかも新鮮で、どこか懐かしく、とても貴重なものに感じます。
そしてこちらが、お世話になるお宿です。1階は小料理屋さんで二階が民宿スペース。
1泊2食付きで6300円。申し分のない広さと快適さ!とりあえず、荷物を置いてお散歩に。
夕陽に照らされた静かな水面。水が流れる音。そして、田んぼからはカエルの声。時々、にぎやかな声を上げるコジュケイ。
ときが止まったようなこの場所で、頭の中を空っぽにして、ぼんやりと川の流れを見つめてみる。旅の中で訪れる、こんな瞬間がたまらなく好きです。
少しずつ暗くなりはじめた帰り道。
関西、四国にはシロバナタンポポが多いらしいですが、黄色いやつよりたくさん生えてました。
宿に戻るとご飯が用意されていました。
おおー。山の幸を使った素朴で、心のこもった手作り御膳だぁ(((o(*゜▽゜*)o)))
これ、地場さんのジビエ(鹿肉)だって↓
この辺りでも、鹿が増えて大変なんだそうです。困ったものです。
そして、さらに困ったことがひとつ。それは、予約するときからずーっと不安だったこと…。時期的なものなのか、このあたり、観光客が非常に少ないようなのです。そして、宿泊施設も少ない…。
本日お世話になるこちらの民宿も宿泊客はわたし一人なんです(⌒-⌒; )
しかも、今は1階スペースの小料理屋で地元のおっちゃん達がにぎやかに飲んでいるのですが、閉店後はオーナー夫妻もここには泊まらないのかも…。だって、自宅スペースがあるように見えません。
めちゃくちゃ苦手なんですよね、暗闇の中の一人…。普段から一人部屋より相部屋の宿の方が落ち着くくらいなんです。それが、このお家にたった一人???
そして予感は的中しました。部屋の明かりは付けっ放しで寝ましたよ。あたりを見回さないよう(だって怖い)布団を頭からすっぽりかぶり、うつ伏せで寝ました(笑)
それなのに真夜中1時に起きるっていう最悪のパターン(T_T)
布団の中でスマホをいじり、気を紛らわそうとするのですが、壁にかけられている時計の音が、静まりかえった部屋に響きます。
7眠れ、眠れ、眠れ」と呪文のように繰り返し浅い眠りを繰り返しました。あぁ、ほんと暗闇は苦手だぁ。
宿選びは一人旅で気をつけなくちゃいけないことのひとつ。一応女性だし…。特にひと気の少ない場所では慎重にならなくてはいけません。今回もインターネットで少ない情報をかき集め、電話予約の際の相手の対応をよく観察、カヌー館でもそれとなく聞き込み調査をして、こちらの宿にやってきました。
そのかいあって、部屋はきれいだし、気配り上手なご主人だし、お料理も美味しかったし…。
でも、まさかこんな事態が待ち受けていたとは…。この旅でいちばん落ち着けなかった宿が、この素敵な民宿とは…。
あー、とにかく朝の光がどれだけ嬉しかったことかっ!!!
静かな夜は悪くないですが、静かすぎる夜は意外に厄介なものです。
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