YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

タイワンホトトギス

2012-09-17 17:59:08 | お出かけ情報


週末の新宿御苑のネタ、まだまだ続きます。

タイワンホトトギスです。
亜熱帯の植物ですが、園芸用として全国に普及しています。
もっとも一番多く販売されているのは、このタイワンホトトギスと在来のホトトギスのかけ合わせらしいですけど。

在来のものよりも1本の花茎につく花数が格段に多いのが特徴だそうです。





花にある斑点が、野鳥のホトトギスの羽の模様に似ることからホトトギスの名がついたということですが、個体差もずいぶんありますね。変わった形の花なので印象に残ります。
光に透けて、細かく密生する毛までよく撮れました(*^_^*)

梶の木

2012-09-17 06:08:36 | お出かけ情報


新宿御苑の散策路を歩いていたら、なんだか不思議な塊を見つけました。花のようです。



あたりを探してみると頭上の樹の枝に同じようなボール状の塊が見られます。樹の根元を見るとちゃんとプレートがついていました。



公園というところはありがたいです。
カジノキっていうんですね。

…あれ?花期は5月って書いてあります。狂い咲きでしょうか。



よくよく見たら花ではなくて実だったんですね。
よくよくプレートを読んでみると最後の行に「秋に赤い実が熟します」ってちゃんと書いてありますね(^_^;)

種らしき丸い塊が見えます。ずいぶんと南国チックな実をつける植物ですが歴史は古いようです。

カジノキの葉っぱの模様は家紋にもなっていますし、七夕にはカジノキの葉を飾る習慣もあったとか…。
どうやら、和紙の原料であるコウゾと近縁種で昔はほとんど区別がなかったんだとか。コウゾの昔の呼び方の「カゾ」がなまって「カジ」。

赤い実は甘くておいしいとのことですが、食べ損ねました。