今朝は、ヒキガエルの卵が、オタマジャクシの形になるまでの写真を更新しましたが…、
ま、あれですね。やや寝坊して時間がなかったので、書きたいことが最後まで書けず…ってわけだったんですね…(^_^;)
で、続きです。
写真は1つ前の記事のものを見てください(笑)
カエルの卵がオタマジャクシになるまでの様子を初めて観察したとき、それは、それは、衝撃的でした。
だって、受精卵の形が次第に変化していく様子が、肉眼でつぶさに見てとれるんですよΣ(・□・;)
卵って、硬い殻で守られていたり、母体内で守られたりいたりするのが普通じゃないですか。
あのイクラですら、受精後は受精膜が硬化し、うっかり床に落とすと(昔サケの卵を飼育したことがあります)、ピンポン玉のようにコツコツ音を立てるんですよ。それに、魚たちは石の裏など目立たぬところに産卵します。
ところが、アズマヒキガエルときたら、池の中にどどーんと卵塊を産み落とし、世話もしないで、また冬眠に戻ってしまいます。
しかも、卵はゼリー状の膜に包まれているだけ。
1週間くらいで、体の形ができてきて、とりあえず膜が破けます。
でも、でも、でも…
まだ、水中に横たわった小さな塊っていう感じで、しっぽを振って泳ぐ、音符のような姿にはなっていないんです。半分膜に体が入ったような状態から、よく見る姿になるまでに、さらに2.3日かかります。
これって、水の中で暮らす他の生き物たちにとっては、ご馳走というしかありません。なので、自然度が高い場所では、ヒキガエルの卵を狙って、イモリやサンショウウオなど、たくさんの水棲生物が集まってきます。
想像してください。寒い冬をじっと耐えしのんできた生き物たちの前に差し出された豪華なご馳走たち。そりゃ、みんな喰いついて、喰いついて、喰いついて…。気温の上昇にともなって、生き物たちが爆発的に増えるわけなんですね。
それを支えているのが、実はこのオタマジャクシ(もしくは卵)たちだったんですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
前の記事で卵の数は3000くらいとかきましたが、正確には1500~8000でした。本種であるニホンヒキガエルに至っては、最大14000になるそうです。つまり、13998個の卵は、他の生き物たちに利用されるってことですね。
食べられるから数を増やす…。もっと増やす…。って具合でたくさんの卵を産むようになったんですかね。「質より量」的な?
あと、他の生き物たちが目覚めるより早目に行動するっていうのも知恵なんでしょうね。早い地域では1月頃から産卵することもあるくらいです。そして、二度寝(笑)
成体だって、ヘビたちの好物だし。
カエルって、生態系の底を支える縁の下の力持ち的ヒーローだったんですね。なんか見直したよ。
いや、ほんと衝撃的でした。
本日は、啓蟄。横浜あたりでは、ヒキガエルの卵はこらから見かけることも多いと思います。ぜひとも持ち帰って自分の目で確認して見てください!!
…と、マニアックに力説させていただきます。
ぜひ、ぜひ!!
ここまで、読んでくださった方に感謝を込めて、今年の桜の開花予想を添付しておきます(*^_^*)
ネタ元はウェザーニューズ
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ま、あれですね。やや寝坊して時間がなかったので、書きたいことが最後まで書けず…ってわけだったんですね…(^_^;)
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カエルの卵がオタマジャクシになるまでの様子を初めて観察したとき、それは、それは、衝撃的でした。
だって、受精卵の形が次第に変化していく様子が、肉眼でつぶさに見てとれるんですよΣ(・□・;)
卵って、硬い殻で守られていたり、母体内で守られたりいたりするのが普通じゃないですか。
あのイクラですら、受精後は受精膜が硬化し、うっかり床に落とすと(昔サケの卵を飼育したことがあります)、ピンポン玉のようにコツコツ音を立てるんですよ。それに、魚たちは石の裏など目立たぬところに産卵します。
ところが、アズマヒキガエルときたら、池の中にどどーんと卵塊を産み落とし、世話もしないで、また冬眠に戻ってしまいます。
しかも、卵はゼリー状の膜に包まれているだけ。
1週間くらいで、体の形ができてきて、とりあえず膜が破けます。
でも、でも、でも…
まだ、水中に横たわった小さな塊っていう感じで、しっぽを振って泳ぐ、音符のような姿にはなっていないんです。半分膜に体が入ったような状態から、よく見る姿になるまでに、さらに2.3日かかります。
これって、水の中で暮らす他の生き物たちにとっては、ご馳走というしかありません。なので、自然度が高い場所では、ヒキガエルの卵を狙って、イモリやサンショウウオなど、たくさんの水棲生物が集まってきます。
想像してください。寒い冬をじっと耐えしのんできた生き物たちの前に差し出された豪華なご馳走たち。そりゃ、みんな喰いついて、喰いついて、喰いついて…。気温の上昇にともなって、生き物たちが爆発的に増えるわけなんですね。
それを支えているのが、実はこのオタマジャクシ(もしくは卵)たちだったんですΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
前の記事で卵の数は3000くらいとかきましたが、正確には1500~8000でした。本種であるニホンヒキガエルに至っては、最大14000になるそうです。つまり、13998個の卵は、他の生き物たちに利用されるってことですね。
食べられるから数を増やす…。もっと増やす…。って具合でたくさんの卵を産むようになったんですかね。「質より量」的な?
あと、他の生き物たちが目覚めるより早目に行動するっていうのも知恵なんでしょうね。早い地域では1月頃から産卵することもあるくらいです。そして、二度寝(笑)
成体だって、ヘビたちの好物だし。
カエルって、生態系の底を支える縁の下の力持ち的ヒーローだったんですね。なんか見直したよ。
いや、ほんと衝撃的でした。
本日は、啓蟄。横浜あたりでは、ヒキガエルの卵はこらから見かけることも多いと思います。ぜひとも持ち帰って自分の目で確認して見てください!!
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